「新規事業取り組み実態調査」は売上高200億円以上の規模の会社に勤める直近5年で新規事業開発に関与した経験者を対象に2023年9月11日~13日にウェブアンケートを実施し、620名から有効回答を得た。 \r\n今回の調査回答者が関与した新規事業がどのフェーズまで進んだのかの回答結果は図1の通りである。このような調査では比較的うまくいった案件に関わった方が積極的に回答する傾向があるとみており、実際にローンチまでこぎつけた割合や黒字化を達成した割合は世の中の実態よりも高めに出ていることが推測される。注目すべきは様々な苦労を乗り越えてローンチした案件においても半数以上は黒字化を達成できていないという結果である。あらためて新規事業において黒字化を達成することの難しさを認識する結果となった。 \r\n"}}" id="commontext-36348856c7" class="cmp-
「ChatGPTによる新規事業開発の進化」をテーマに、リブ・コンサルティングが新規事業やサービス開発に取り組む人に向けたイベントを開催。同社の先進技術研究組織「ACROBAT」の所長・森一真氏が、ChatGPTを新規事業開発に活用する方法を語りました。 前回の記事はこちら AIに適した知的労働 森一真氏(以下、森):データの分析も知的労働ですし、チームビルディングもある意味知的労働かなと思いますが、特に情報処理的で、かつ問題が曖昧ではなく、ちゃんと定義できるものほどAIに向いています。いわゆるリサーチや分析はどんどん優先的にAIに置き換わっていきます。 新規事業アイデアは(スライドの)真ん中にあるんですが、若干情緒的なところや文脈的なところもありつつ、リサーチ等の情報処理的な業務負荷が著しく高いので、うまくプログラムを組むことでかなりAI化が進みやすいと思います。 逆にリーダーシップやチー
僕は2018年にPLEXという会社を立ち上げました。それから5年、メンバーは200人を超え、今期の売上は30億円を見込んでいます。資金調達は今のところしていませんが、新規事業への投資ができるぐらいの利益も出ています。 まだまだ「大成功!」とまではいえませんが、この先の大きな成長を見据えられるぐらいには、安定して伸びてきました。 ただ、僕自身は決してビジネスセンスがあるタイプではありません。実は学生時代も含めると4つほど、「なんとなくいけそう」と感覚で事業を作っては、伸びずに潰してしまったんです。 だからこそ、今回は事業を立ち上げる前に入念な「事前準備」をしました。徹底的にリサーチをして、ビジネスの成功パターンを学んで、仮説を検証する。そのうえで事業を立ち上げた。 その結果気づいたのが、 事業づくりにはちゃんと「やり方」があって、実は誰でもできるレベルまで落とし込める ということです。 起業
LHH転職エージェントでは、さまざまな業界・職種に精通したコンサルタントが、登録者一人ひとりのキャリアに応じて、適切なアドバイスを行っております。転職をお考えの際はぜひ、LHH転職エージェントの転職支援サービスをご利用ください。 みなさんは「社内ベンチャー制度」をご存知でしょうか。社内ベンチャーとは、社内に設置されていながら、独立のベンチャー企業として新規事業を行う部門のことです。 社内ベンチャー制度を導入している企業では、新規事業への進出や人材育成、資産の有効活用などを目的として、社員が自主的に新規事業を行うという形で運営され、それに対し上層部が全面サポートするといった体制が敷かれています。 またメリットとして、本部のブランド力も生かした経営ができる点や、ゼロから独立して起業するよりもリスクが少なく、スムーズに事業をスタートできる点も挙げられます。 今回はそんな、自ら新規事業に挑戦できる
事業づくりの「見えない壁」を突破する Part1 事業づくりを前に進める!6つの「わからない」を解剖する 事業づくりでは、誰もが「欲しい情報が見つからない」「何から始めればいいのかわからない」「必要なプロセスがわからない」といったさまざまな壁に直面します。 全く情報がない中で、想像だけで事業開発を進めたり、意思決定を行うのは大変危険なため、どの壁においても、必ず「調べる」という作業が必要になります。 そこで、この記事ではさまざまな「わからない」を突破するために、「わからないの種類」と、その「調べ方」を説明していきます。 Part1:事業づくりを前に進める!6つの「わからない」を解剖する ← 本編はここ Part2:事業機会が「どこにあるかわからない」を突破する Part3:専門家の知見を用いた新規事業の機会探索 Part4 : 専門家の声を意思決定に活かす方法 Part5 : 計画策定
はじめにデライト・ベンチャーズにおいて新規事業・起業家をどんどん生み出すベンチャー・ビルダーを担当しています坂東です。本稿では課題解決型の新規事業立案フェーズにおいてもっとも重要でかつアイデアの起点となる「課題」の見つけ方についてご紹介したいと思います。 前回のnoteでは、新規事業立ち上げにおける課題解決型の事業アイデア段階のチェックポイントについてご紹介しました。まずは第一に実在する「課題」を特定することからはじめ、その課題が大きいことを確認し、その課題を直接的に解決するソリューションを考えて、既存の代替手段やサービスよりも優位な提供価値を届けることが重要であるとお伝えしました。 アイデア(課題)をどうやって見つけるかは起案者の興味や経験にも依存するところが大きく、ある種の出会いなので運の要素も強いと思います。我々ベンチャー・ビルダーの支援側からしても、創業者とアイデア(課題)のマッチ
「社内会議の突破は難しい」という言葉をよく耳にしませんか? 新規事業を推進するにあたって超えなければならないのが「社内の壁」です。社内会議を突破しなければ、顧客へ新商品・新サービスを届けることはかないません。 才流(サイル)でも、「社内プレゼンを突破するための準備に時間がかかる」「新規事業の社内プレゼンを突破するノウハウが知りたい」といった相談を受けることがよくあります。 そこで本記事では、新規事業で社内会議を突破するために、プレゼン資料の準備で大切なポイントを解説します。社内会議の準備にすぐに使えるプレゼンテーション資料のテンプレートも用意しましたので、ぜひ参考にしてみてください。 ※企業、プレゼンテーションの対象、フェーズによって求められる内容は異なりますので、自社に合わせてスライドを追加・削除ください 新規事業社内会議用プレゼンテーションテンプレート(PowerPoint形式)をダウ
昨今では、顧客理解 / ユーザ理解に取り組む必要性が様々な所で主張されており、一般常識になりつつある。そして「顧客のことを深く理解すれば、良質な仮説を立案できる」という言説が広く信じられており、マーケティング戦略を検討したり顧客体験をデザインするうえでの前提条件となっている。しかし、このような言説は本当に正しいのだろうか。 結論からいえば「顧客を深く理解すれば、良質な仮説を立案できる、という言説は間違っている」というのが本記事の主張である。この間違った言説が広く信じられてしまっていることが、ミクロな視点では「成果に繋がる施策仮説を立案できない」というビジネスパーソンの悩みの解消を阻んでおり、マクロな視点では企業の成長や競争力向上を阻む要因となっているのだ。 そこで本記事では、顧客理解の必要性・重要性を真っ向から否定することを試みる。「顧客を理解すれば、良質な仮説を立案できる」という言説が間
「新規事業開発と意思決定」をテーマにした本連載も3回目を迎えました。第1回では、事業構想において社内の意思決定を突破するために必要な要素について解説し、続く第2回では、事業開発を進めていく中で、次に向き合うべき問いを明らかにする方法について解説しました。第3回となる今回は、事業開発における意思決定の難しさを踏まえ、その解決策となる事業構想フレームワーク「VALUE DESIGN SYNTAX(バリューデザインシンタックス)」について、背景となる事業構想に対しての課題認識や考え方を紹介します。 新規事業開発の“複雑性”を克服する「CHECK」機能の重要性 第1回の記事で解説した通り、新規事業開発は、前提となる数値や経験が乏しく、やってみないと分からない領域であるため、世に出し試す機会を得ることが非常に重要です。そのためには社内の意思決定を突破する必要がありますが、この際、ロジックを通じて事業
僕らの会社は「スタートアップを量産する会社」だ。 かつてヘンリーフォードは「T型フォード」によって自動車を大量生産できるようにしたが、僕らはそれを「スタートアップ」でやりたい。 僕らはこの1年ちょっとで10以上の事業を生みだし、いくつかを法人化した。今年に入って立ち上げた建材の会社は初月からいきなり6000万円ほどの売上が見えていた。 スタートアップを次々に生み出す「スタートアップスタジオ」というモデルは、今のような先の見えない時代に強い。 事業をバンバン立ち上げて、PDCAを回しまくって、うまくいったものだけを法人化できるからだ。このやり方はアメリカなんかではわりとポピュラーだったりするのだが、日本だとまだまだ知られていない。 そこで今回は、どうやって僕らがスタートアップを生み出しているのか? 「スタートアップスタジオ」の強みについてまとめてみたい。 スタートアップスタジオは「映画スタジ
カミナシでCOOをしている河内です。 カミナシでは、現場で働くノンデスクワーカー向けにSaaSプロダクトを提供しています。 2020年6月にリリースしたプロダクトの導入社数は右肩上がりで伸び続けており、毎日数十万件のデータが紙の代わりにモバイルで提出されるまでに成長しました。 カミナシ上で提出されたデータ数推移SaaSスタートアップの成長ステージを 1. Product-Market-Fit期(プロダクト価値の検証) 2. Go-To-Market-Fit期(ビジネス戦略の検証) 3. Growth & Moat期(事業スケールと参入障壁の構築) の3つに分類すると、カミナシは「3」のステージに入りつつあります。 今回は、SaaSスタートアップであるカミナシのプロダクト開発をテーマに ・3つの成長ステージに応じて、どのように体制が変遷したか ・いま具体的にどんなことに取り組んでいるか を書
「ユーザーの声を生かして経営をする」。これはLayerXが創業から一貫して重要視しているスタイルです。 こう書くと「ユーザーに向き合っている企業」という捉え方をしていただけるかもしれません。しかし、実際のところはきれい事ではなく、あくまでもLayerX(レイヤーX)の利益につなげるため、ただただ貪欲に、泥臭く続けてきただけのことなのです。 私は前職であるGunosy(グノシー)を経営している頃からユーザーの声を重視していました。LayerXでも、クラウド上で請求書処理ができる「バクラク請求書」の前身である「LayerX インボイス」の開発時代からユーザーの声を聞くことを徹底しています。ではどのようにして声を聞くのか。まずは「紙芝居を使ったヒアリング」から始めます。 「紙芝居」とは、サービス内容や流れが分かる絵面を切り取り、パワーポイントに当てはめた資料のこと。イメージをつかんでもらうことが
スタートアップ企業の作り方って?相談にのる時に使う資料を公開【第2回】投資ステージ別のVCチェックポイント 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(ITV)小川です。今回第2回は「事業計画を作りVCやエンジェルなど投資家に相談したい、社内で新規事業であげていきたい等々、どうしようか迷っている人たち」向けにヒントになるよう「投資ステージ別にVCがざっくりどこをチェックするか基礎的なところ」を公開しています。前回はスタートアップのチーム作り・アイデア出しから検証までのステップをざっくり公開しましたが、今回は、そもそもスタートアップ企業がどの段階まで進展しておく必要があるか、VCはどこを見ているかをお話します。今回は中でも特にSeedとSeriesAについて基礎的な内容を解説していきます。尚、VCからの投資だけでなく、社内新規事業として挙げていくことを考えている人たちにも参考になる内容だと思います。先人
サービスを0→1でつくる上でまず必要になるのが、サービスのコンセプトづくりです。 いままで自社事業や様々な企業との共同プロジェクトを通じてサービスづくりに取り組む中で、サービスのコンセプトづくり、すなわちコンセプトメイキングのプロセスにもある種の型があることに気付きました。 このnoteでは社内ドキュメントである「サービスコンセプトのつくり方」の内容を一部NDAでシェアできない資料を除いて全公開します。 <コンセプトメイキングの大前提>🧐 STEP1:コンセプトとは何かを知ろうコンセプトが何かを知る上で、コンセプトの立ち位置と役割を知ろうコンセプトそれ自体は様々な形があり、非常に漠然としている。 なので、コンセプトがそれ以外の要素とどういった関係にあるのか、どういった役割を果たすのかという観点からコンセプトとは何かを理解しよう。 まずサービスアイデアは下図のような構造を持っている。 ある
先日、弊社でも新卒を中心としたチームによる新規事業がスタートしました。その名も「肌ログ」。女性向けのスマートフォン専用フリーペーパー配信サービスでして、女性にとってか欠かせない美肌アドバイスを利用者のバイオリズムに合わせて届けるという、ユニークなサービスです。 損益分岐点分析(CVP分析)とは ところで、新規事業のプレゼンテーションではいかほど採算性があるかどうかは、大変重要なファクターです。特に、新しくビジネスを始めるときには、どの程度の売上があれば採算が取れるのか、売上いかんでどの程度のリスクがあり、目標売上を達成できればどの程度の利益が得られるのかをしっかり見極めることが重要です。 採算性を検討する上でもっとも一般的に用いられるフレームワークが、「損益分岐点分析(CVP分析)」です。これは、コストを大まかに売上に連動して増えない固定費と売上に応じて増えていく変動費に分け、それらをグラ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く