佳子さまの挨拶は「歴史的」「昨年の手話スピーチコンテストの際、私は手話と声を同時に使って挨拶をしていましたが、このあとは手話のみでの挨拶とし、手話通訳の方に読み取り通訳をお願いします」 以降約7分にわたって、声を出さずに手話のみで、 「舞台上でのスピーチは緊張するかもしれませんが、積み重ねてきた練習の成果を発揮できるよう応援しております」と、高校生たちに温かなエールを送られた。 「“この挨拶は歴史的”と、ろう者の間で非常に話題となっています」 とは手話通訳士。どういうことなのだろう? そもそも、手話は大きくふたつに分けられるという。先天的に聴こえない人が多く使う【日本手話】は語順などの文法が日本語と異なるため、話しながら行うことはできない。一方、【日本語対応手話】は後天的に聴こえなくなった人が主に使い、こちらは日本語に手話を当てはめていくスタイルなので声を出しながらできる。 40代の男性ろ
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