今月は,まず,Googleがサービスを開始したクラウドゲームサービス「Stadia」についてである。鳴り物入りで始まった印象のあるStadiaであるが,4Kのグラフィックスが実現できていないなど,サービス開始後の評価は芳しくないようだ。 ソーシャルメディアでも,ユーザーからの評価がほとんど聞こえてこないことを考えると,サービス自体も低調な出足のようである。 Google Stadia:海外レビューのまとめ Google,Stadiaの4Kサポートに対する批判に返答 発表当初は,Googleの資本力で多くのタイトルが集まるのではないか? との期待もあったようだが,タイトル数も不十分,帯域の不安定さからくる画質の低下(※主にユーザー側の環境による問題だが),サーバーの能力不足※と不完全な印象を拭えない状況に見える。以前,「クラウドゲームは実用に至っていない」「大量のサーバーと専用回線容量の維持