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ブックマーク / www.kanzaki.com (25)

  • テーブルとアクセシビリティ -- ごく簡単なHTMLの説明

    大きなテーブルは、音声読み上げで内容を聞いているとき、データが何を示す値であるかが混乱してきます。音声ブラウザは、th要素の内容やtd要素のheaders属性を利用して、補助的な情報を読者(聴取者)に伝える機能を持っています(WebSite DesignのVol.3で「音声ブラウザでもまだサポートされていない」と書いてしまいましたが、新しいバージョンはかなり対応が進んできました)。 音声ブラウザとth要素 長い見出し項目の省略形 セルの関係を示す属性 scope属性 headers属性 データの次元と軸 補足:テーブルsummary属性の読み上げ 音声ブラウザとth要素 表(テーブル)は、大量のデータを縦横の二次元に整理することで、視覚的に把握しやすくします。しかし、音声合成でテーブルを読み上げる場合、データは順番に一次元的に読み上げられるため、全体像を把握することが難しくなります。たとえ

  • http://www.kanzaki.com/ns/doas

  • ちょっとしたメモ - DOASとTurtle/RDF

    自作のスクリプトやスタイルシートを管理するために作ったDOAS(Description of a Script/Stylesheet vocabulary)の定義ファイルにアクセスが増えていると思ったら、紹介してくださっているページがあるようなので、少しばかり使い方の補足説明を。ちょうどRDFのTurtle構文の入門としても手ごろかもしれません。 DOASはその名のとおり、スクリプト/スタイルシートの概要を記述するためのRDF語彙です。RDFといっても、これはスクリプト/スタイルシートの冒頭などにコメントとして埋め込むことを想定しているので、XMLではなくてTurtleという構文で書くことが多くなると思います(RDFにはいろんな書き方があって、用途に応じて選べるのです)。 定義ファイルをブラウザで見ると例が表示されるようになっていますが、Turtleをご存じない方は、例のとおりに書くべきと

  • ちょっとしたメモ - GRDDLサポートツール2つ

    2月に入ってGRDDLをサポートするツールが2つ立て続けに登場した。一つはRaptor RDF Parser Toolkit(Dave Beckettのアナウンス)、もう一つはJena GRDDL Reader(Jeremy Carrollのアナウンス)。いずれも、XHTMLプロファイルを通したスタイルシートの間接指定ができるようになっているところが大きい。 Raptorは、C#、JavaPerlPHPRubyなどの言語から利用できるRDFパーサの高速ライブラリで、RDF/XML仕様のエディタ自らが作っている定評あるもの。GRDDLは昨年からサポートしていたが、今回スタイルシートの間接指定も処理できるようになった。手元で試してみたら、XML/RDF出力だとxml:baseがうまく出てこないものの、GRDDLの処理はきちんとできている。 JenaはJavaでRDFを処理するための定番ラ

  • 評判のオントロジーとFOAF

    パネルテーマ:オントロジーの作り方、使い方 語彙を作り、語彙を使ってインスタンスを記述 ウェブにおいては、軽量オントロジーを用いて分散記述するのが主流 分散しているデータをどう結びつけるかというモデル(語彙設計)が重要 ユーザの評価とmicroformats microformats:コミュニティの合意による半構造化 ウェブログなどに記述する内容を、XHTMLのclass属性を使って半構造化する 名前空間を用いず、コミュニティ内の合意によって語彙を区別 Wikiを用いた合議スタイルによる仕様構築 利用が比較的簡単で、ウェブログ用のプラグインなどツールも多数 ユーザの評価を半構造化するhReview hReview - microformats (2005年5月ごろ0.1登場、2007年1月時点でバージョン0.3) TechnoratiのReview Searchなどで利用 XHTMLのcl

  • RDF/XML構文の簡単な説明

    リソース表現のフレームワークであるRDFのモデルは、一般にXMLとして記述して利用します。この構文では、同じモデルを異なった方法で記述できるので、多少混乱するかも知れません。RDF/XML構文の基ルールと、それから導かれる省略記述方法を説明します。 RDFをXMLで表現する XML構文のモデル生成規則 ノード要素の生成規則 プロパティ要素の生成規則 生成規則を利用したXML構文の短縮例 参照文献 RDFをXMLで表現する RDFは、主語[S]となるリソースを、述語[P]と目的語[O]によって表現します。RDFのモデルは、[S]と[O]をノードとし、[P]をこれらを結ぶアークとする有向ラベル付きグラフとして表されます[RDFMS]。このとき、目的語[O]がリソースである場合は、その目的語を主語にした別の文(Statement)が続くという、連鎖型のモデルをとることができ、グラフとしては、ノ

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    vndn 2007/01/21
  • RDF -- リソース表現のフレームワーク

    ウェブの目標である「マシンに理解可能な情報」の表現のためには、メタデータなどのリソース相互の関係を、特定のアプリケーションに依存しない形で叙述的に示す共通の方法が必要です。RDFは、主語(リソース)と述語(プロパティ)、そしてその目的語(オブジェクト:プロパティの値)の三者関係によって、関係の連鎖を辿ることができるようなデータモデルを記述します。 マシンに理解可能な情報の記述 RDFの基データモデルとXML構文 シンプルなRDFモデルとグラフ 基データモデルを表現するXML構文 コンテナモデル 具体化:文についての文 とりあえずのまとめ 稿で取り上げなかったこと 参照文献 ※体系的な解説『RDF/OWL入門』を上梓しました。 マシンに理解可能な情報の記述 バーナーズ・リーが描いていたウェブの目標は、「コンピュータで読みとれる形の情報の空間が、人々の思考、やり取り、仕事のパターンの状態

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    vndn 2007/01/21
  • タグとオントロジー

    タグとは何か del.icio.usのWhat are tags?から ブックマークなどを整理したり後で思い出すために、自分で自由に与える1語の説明 タグは階層がなく自由なので、あてがいぶちの分類に無理に合わせる苦労がなく、扱いやすい ほかの人のタグと合わせて、関心事項についての協調型レポジトリを構築できる 統制されない自由なキーワード 手軽に利用でき、新しい現象もすぐタグにできる 既存の統制語彙では新しい動きに対応できない 一方、多数のユーザが与えるキーワードには、同義語、多義語が必然的に含まれる 体系化のないフラットな空間 階層ではなく、キーワードの組み合わせで詳細概念を柔軟に表現 一方、階層を利用したグループ化や関連概念の検索はできない 統計的なグループや関連付けはある程度可能 タグのかたち 対象、ユーザ、キーワードの3大要素 タグは、タグを与える対象、タグを与えるユーザ、タグに用い

  • ちょっとしたメモ - CSS 2.1の最終草案再び

    CSS 2.1仕様のラストコールが11月6日付でまたまた(何回目?)登場。質的なところでは変化はないものの、4月の草案と比べると多少の手直しが見られる。いい加減に勧告候補に進んで欲しいものだ。 大きな見直しの一つは、min/max-width/heightと画像のような内在アスペクト比を持つ置換要素との関係(セクション10.4)。こうした要素のwidthもしくはheightだけを明示的に指定して、もう一方をmin/max指定したとき、内在比と矛盾が出たらどうしよういう部分だ。たとえば縦横比1:1である画像に対して、 {width:200px; min-height:300px} というスタイルを宣言すると、画像は正方形ではなく縦長になってしまう(というのが従来の仕様)。これに対して、min/maxの場合は内在比を尊重すべきではないかという意見が出て、WGでまとまらないのでコメントを求むと

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    vndn 2006/11/22
  • XHTMLからメタデータを自動抽出する

    セマンティック・ウェブを実現する上で大きな鍵になるのが、どうやってメタデータを余計な負荷なしに提供してもらうかという方法論です。XHTMLで構造的な要素タイプ、class属性、id属性を適切に使用していれば、XSLTでここからメタデータを変換・抽出することが可能です。これを共通オントロジーと結びつければ、わざわざコンテンツと別にメタデータを用意しなくても、通常のコンテンツ制作がそのままセマンティック・ウェブの基礎になってくれるのです。 セマンティック・ウェブの関門:メタデータの収集 XSLTとXHTMLのclass属性を活用する a要素を使ったリソースとしての目的語 メタデータ用XSLTの存在を知らせる より汎用的なアプローチ テーブルデータの変換:th要素の内容を使う テーブルでもclass属性を使ってみる head要素からのメタデータ抽出 XHTMLの拡張によるメタデータ埋め込み メタ

  • Web 2.0からセマンティック・ウェブへ

    “Web 2.0”の主張 Tim O'Reillyによれば プラットフォームとしてのウェブ(The Web As Platform) 集合知の利用(Harnessing Collective Intelligence) データが重要(Data is the Next Intel Inside) 商品としてのソフトからサービスとしてのソフトへ(End of the Software Release Cycle) ハッキングと連動が容易な軽量プログラミング(Lightweight Programming Models) PCに限定されない利用(Software Above the Level of a Single Device) Ajaxに代表されるリッチなUI(Rich User Experiences) (What Is Web 2.0 Design Patterns and Busin

  • ちょっとしたメモ - 国際化識別子IRIがRFC3987に

    長い間検討されてきた、多国語を使えるリソース識別子であるIRI (Internationalized Resource Identifier) が、ようやくRFC3987となりました。合わせて、URIの一般構文を定義するRFC2396の改訂版もRFC3986として公開されています。 IRIは、Unicode(ISO 10646)の文字レパートリを使えるようにしたリソース識別子。URIはASCIIのサブセットしか使えないために、検索のクエリやWiki nameに日語を与えると '%E7%A5%9E%E5%B4%8E' のようにエスケープ(URLエンコード)されてしまうわけですが、IRIならこれを '神崎' とできることになります。さらに、IRIでは右から左に向かって文字を書く言語のことも考慮したBidiに関する規定も用意しています。 IRIが使える場面としては、たとえばXMLスキーマのan

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    vndn 2006/11/15
  • ちょっとしたメモ - IE7、Firefox2でもRSS1.0にXSLTを適用させる

    IE7やFirefox2は、「フィード」をMIMEタイプで判別できないときは、コンテンツの先頭部分のテキストマッチで判断して「フィードプレビュー」を起動しているらしい。判定用の文字列パターンをRSSファイルで直接用いないようにしたら、確かにどちらのブラウザもプレビューではなくてXSLTを適用するようになった。ただし、一般のフィードリーダーの中にも同じような文字列マッチを使っているものがある模様で、方法によってはこれらのフィードリーダーでも修正版RSSを読めなくなってしまうので注意が必要だ。 Microsoft Team RSS BlogのWindows RSS Publisher's Guideによれば、MIMEタイプがapplication/xmlもしくはtext/xmlであるときは、IE7はコンテンツ冒頭の512バイトを読んで、その中に次の3つの文字列があればRSS1.0と判定するのだ

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    vndn 2006/11/07
  • ちょっとしたメモ - Dublin CoreのRDFモデル新仕様案

    ダブリン・コアをRDFで使う時のモデルを定めるExpressing Dublin Core metadata using RDFの草案が公開されている。注目すべきは、いくつかのケースを除いて、プロパティ値(目的語)としてリテラルが認められなくなっているところ。具体的に言えば、<dc:creator>神崎正英</dc:creator> という記述は不可で、目的語は<foaf:Person>などのエンティティにしなければならなくなる。RSSをはじめとする現在のRDFデータにかなり大きな影響が出るのは必至だ。 例外としてリテラルを目的語にできるのは、大まかにまとめると (1)値となるのが一つの文字列だけ;(2)そのEncoding Scheme(クラスに相当)がデータ型もしくはrdfs:Literal;(3)RDFのリテラルとして矛盾無く記述できる(たとえばデータ型と言語タグの両方を持っていたり

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    vndn 2006/06/04
  • HTTPヘッダのメタ情報

    ユーザエージェント(ブラウザ)がウェブサーバーからHTTPでリソースを取得するとき、HTTPメッセージのヘッダにいくつかのデータを付加することで、リソースに関する情報やユーザエージェントの機能、利用者の好みなどを伝えることができます。HTTPヘッダは、ウェブのリソースに関するメタ情報を提供する、最も確実で効率的な手段の一つです。 HTTPとヘッダ 応答ヘッダによるメタデータ MIMEタイプと文字コード情報 SSIと更新日付情報 コンテント・ネゴシエーション Multiviewsと言語ネゴシエーション ブラウザの言語設定 独自ヘッダの追加 参照文献 HTTPとヘッダ WWWでリソースを取得するとき、ほとんどの場合はHTTP (Hypertext Transfer Protocol) [RFC2616]に基づくメッセージの交換によってユーザエージェント(UA)とウェブサーバーがやり取りを行いま

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    vndn 2006/06/03
  • ちょっとしたメモ - rel="nofollow"ほかメタデータのプロファイル

    メジャーな検索エンジンがrel="nofollow"をサポートすると話題になっているので、これを含めたいくつかのリンクタイプを使うためのプロファイルを定義してみました。さらにおまけで(というより、こちらがメイン)、このプロファイルを使うと、GRDDLで文書からRDFメタデータを抽出できるようになります。 実情はともかく、rel属性に(X)HTML仕様で定められていないリンクタイプを記述するときは、プロファイルをhead要素で指定することになっています。今回作成したプロファイルは、nofollowのほかにCreative Commonsのrel="license"などを使えるようにするもの。head要素のprofile属性に次のように記述してください。 仕様に厳密な人でも、これで大手を振ってrel="nofollow"を使えます(注意:このプロファイルURIの最後に / は付きません)。 こ

  • ウェブのデータと検索の可能性

    検索の手順:何をコンピュータに任せられるか どこに情報があるか データベース検索 → DB推薦? 一括検索? 文書検索 → 文書からデータを取り出すには 何をどう検索するか 適切な検索語句 → シソーラスや検索候補 適切な検索式 → フリーキーワード v.s. 多項目検索 結果をどう利用するか 検索結果を見る → より分かりやすいプレゼンテーション 結果を評価・判断する → ページランク、適合度、信頼度評価 継続検索 → 検索式の自動補正、絞込み 次のアクション → 別のサービスへの自動接続、結果からの推論 文書の検索と情報の検索 情報を知るためには 情報が記述されている文書(書籍、ウェブページ)を検索して内容を読む 情報を(あらかじめ整備されたデータベースなどで)直接調べる 文書の中の情報が検索できたら? 人間に代わってコンピュータが文書内から情報を取り出してくれたら? 2006年5月の

  • ちょっとしたメモ - RSSのメディアタイプ制定の動き(とIE7)

    RSSのメディアタイプ(MIMEタイプ)を、application/rss+xmlとして正式に登録しようという動きが始まっている。RSSはバージョンを問わず(0.9~2.0.1)同じメディアタイプで扱う。まだI-Dにもなっていない段階だが、原案が公開されている。Auto-DiscoveryとかFeed Validatorとかで既にこのメディアタイプが用いられたりしてはいるものの、正式な手続きはこれからということ。 この登録案は、RSS 1.0のRSS-DEV Working GroupとRSS 2.0のRSS Advisory Boardとの共同提案によるもの。仲良くやろうというのは結構なことだ。もっとも、この手のメディアタイプは、一般的なウェブブラウザだと画面表示ではなくダウンロードを始めてしまうため、現状ではサーバーからのヘッダとしてはなかなか使いにくい(application/rdf

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    vndn 2006/05/13
  • ちょっとしたメモ - 小文字のsemantic web

    W3Cの進める「Semantic Web」にはまだリアリティを感じられなくても、自分の文書のマーク付けを工夫して、より正確な情報を提供したいと考えている人は少なくない。RDF/XMLを直に記述するのではなく、従来の(X)HTMLを利用してメタデータの提供を試みようという「小文字のsemantic web」が、静かに広まっている。 Real World Semanticsとも呼ばれるこの「小文字のsemantic web」の代表例としては、<a>要素のrel属性に"friend", "met"といった値を記述することで知人関係を表現するXFNがある。クリエイティブ・コモンズも、最近これと同様に<a>要素のrel属性を利用して、ロゴ画像のリンクにrel="license"というメタデータを埋め込むようになった。先頃登場した日語版ライセンス生成ページを利用すると、次のようなコードができるはずだ

  • ちょっとしたメモ - foaf:ChatChannelとirc:スキーム

    IRCのログを取るのに、Dave BeckettによるIRC RDF Chat Loggerを用いると、テキスト版、HTML版と並んでRDF版のログファイルが生成される。このRDF版ログでは、チャットを記述するためにfoaf:ChatChannelなどの見慣れぬFOAF語彙が使われている。 昨日の#swigのログの一部をRDF版で拾ってみると、次のような具合だ。 (例) <foaf:ChatChannel rdf:about="irc://irc.freenode.net/rdfig"> <foaf:chatEventList> <rdf:Seq> <rdf:li> <foaf:chatEvent rdf:ID="T00-21-33"> <dc:date>2004-04-18T00:21:33Z</dc:date> <dc:description>I see this channel is

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    vndn 2006/05/06