ウィーンに関するvovoのブックマーク (3)

  • そして帝国は滅んだ(ウィーン軍事史博物館)

    「家族がだめになっていく話」を読むのが好きだ。 たとえば、チェーホフの「桜の園」。 たとえば、北杜夫の「楡家の人びと」。 たとえば、ガルシア=マルケスの「百年の孤独」。 かつて栄華を誇った一族が、いろいろな要因がからまって、避けようもなく衰退してゆく。ゆるやかな滅びへと向かってゆく。 それでも生きていかざるを得ない、よるべなき人たちの群像の物語。そういうものを、学生の頃からいままで、ずっと愛好してきた。 家族とは最小単位の共同体である。そして究極の共同体といえば、これはやはり国である。 だから私は、同じ文脈で、「国がだめになっていく歴史」を追うのも好きだ。 たとえば、古代ローマ帝国。 たとえば、ビザンティン帝国。 たとえば、ヴェネツィア共和国。 生まれてほどなく死んでしまった国よりも、何百年も続いて、世界を掌中におさめるような時代もあったのに、やがて衰亡し、消滅してしまった国のほうに心惹か

    そして帝国は滅んだ(ウィーン軍事史博物館)
    vovo
    vovo 2018/08/23
    ・・・・ そのように不思議なハプスブルクの歴史を、主に戦争の観点から切り取ったミュージアムがウィーンにはあって、その名をウィーン軍事史博物館(Heeresgeschichtliches Museum)という。
  • 英語の幼児教育は難しい

  • ヒトラーが愛した街は、皆が愛する街だった(リンツ)

    2歳の息子は、アドルフ・ヒトラーと同じ誕生日である。 ウィーンに来てから、そのことを知った。ご存じの方も多いと思うが、アドルフ・ヒトラーは、オーストリア出身でありながら、ナチス・ドイツを率いて、オーストリアを半ば強制的に併合(アンシュルス)させた人である。 ナチスに関する話題は、だからいまでも非常にセンシティブだ。オーストリア北西部にあるヒトラーの生家は、2年前に政府が取り壊すことに決まった(ネオナチによる聖地化を防ぐため)のだが、今年になって「やはり保存されることになった」との報道が出ている。 また、ドイツでは「18」という数字がタブー視されていて(アルファベットの1番目と8番目はAとHで、Adolf Hitlerを連想させるから)、「18回も洗濯できます!」と表記したP&Gの洗剤が販売停止に追い込まれたこともあったという。 ウィーンに暮らしていても、街中を注意深く観察していると、ふと「

    ヒトラーが愛した街は、皆が愛する街だった(リンツ)
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