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そして帝国は滅んだ(ウィーン軍事史博物館)
「家族がだめになっていく話」を読むのが好きだ。 たとえば、チェーホフの「桜の園」。 たとえば、北杜... 「家族がだめになっていく話」を読むのが好きだ。 たとえば、チェーホフの「桜の園」。 たとえば、北杜夫の「楡家の人びと」。 たとえば、ガルシア=マルケスの「百年の孤独」。 かつて栄華を誇った一族が、いろいろな要因がからまって、避けようもなく衰退してゆく。ゆるやかな滅びへと向かってゆく。 それでも生きていかざるを得ない、よるべなき人たちの群像の物語。そういうものを、学生の頃からいままで、ずっと愛好してきた。 家族とは最小単位の共同体である。そして究極の共同体といえば、これはやはり国である。 だから私は、同じ文脈で、「国がだめになっていく歴史」を追うのも好きだ。 たとえば、古代ローマ帝国。 たとえば、ビザンティン帝国。 たとえば、ヴェネツィア共和国。 生まれてほどなく死んでしまった国よりも、何百年も続いて、世界を掌中におさめるような時代もあったのに、やがて衰亡し、消滅してしまった国のほうに心惹か
2019/12/15 リンク