小池晃・共産党副委員長 国会で戦争法廃止の議決を行い、閣議決定を撤回する。そのために、国民連合政権を樹立しようと(他党に)呼びかけた。安倍政権を追い詰めて解散・総選挙を実現する。戦争法廃止の1点で協力できる野党が、選挙協力を行うことも呼びかけた。 憲法を破壊するやり方は、元に戻さないといけない。そこから始まる。意見の違いは脇に置いて、戦争法廃止、立憲主義を取り戻す、この1点で大同団結すべき時だと思っている。(NHKの「日曜討論」で)
安倍晋三首相は25日、通常国会会期末にあたり首相官邸で記者会見し、成立した安全保障関連法について「戦争法案、徴兵制になるという無責任なレッテル貼りが行われたことは大変残念。安全保障は冷静な議論をしていくべきだろう」と述べ、反対論を批判した。 安保関連法は成立後の世論調査でも反対が賛成を大きく上回っているが、「かつての安保条約改定時、PKO法制定の時もそうだったが、時を経る中で、法制の意味について国民的な理解が広がっていくと確信している」と自信を示した。 また、首相は近隣諸国との関係について「ロシア、中国、韓国との関係改善にこれまで以上に力を入れたい」と発言。「日中韓のサミットが開催される際には、(韓国の)朴槿恵(パククネ)大統領、(中国の)李克強(リーコーチアン)首相とそれぞれ首脳会談を行いたい」と語った。 一方、10月上旬に予定する内閣改造では「1億総活躍社会担当相」を新設する考えを表明
共産党の志位和夫委員長は25日、民主党の岡田克也代表と会談し、将来の連立政権を念頭にした次期衆参両院選での選挙協力を呼びかけた。岡田氏は連立を前提とした協力には難色を示し、維新の党とつくる選挙協力のための協議会にも共産を入れない方針。野党が結束して与党に対抗する共闘への道は、険しいことが浮き彫りになった。 「非常事態を打開するため、私たちも変わらなければいけないと思って決めた。ご一緒できませんか」 国会内で岡田氏と向き合った志位氏は、こう語りかけた。この席で①「戦争法」廃止と安倍政権の打倒②戦争法廃止の「国民連合政府」の樹立③国民連合政府で一致する野党間の選挙協力――の3点を提案。選挙協力については「共産党が候補者を立てないで他の野党の候補者を推すこともある」と述べた。 しかし、岡田氏は慎重だった。… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会
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