大使はその国の言葉ができるように特訓してから派遣します――。河野太郎外相が7日、政府が各国に派遣する大使らの「語学力アップ」を宣言した。 河野氏は7日の参院決算委員会で、「大使で派遣される際、その人の(専門の)語学と全く違う所へ派遣されることがある」と指摘。米国などでは、半年から1年ほど担当業務を外して派遣先の言語だけを訓練させていることに触れ、「重要な公館に派遣する大使や重要人物は、しばらく業務から完全に切り離し」て、語学の特訓に専念させる考えを明らかにした。 大使人事をめぐる最近の事例では、木寺昌人・前駐中国大使や別所浩郎・前駐韓国大使が現地の言葉を話せなかった。いずれも、自らの専門外の言語を使う国への赴任だった。 また、河野氏は外務省改革に…
![大使は言葉特訓して派遣…河野外相「語学力アップ」宣言:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e3ca10673ca943e26cb6bd295a698cb03bc2ec80/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Fimages%2Flogo_ogp.png)