日本共産党の志位和夫委員長は1日、国会内での記者会見で、統一協会問題についての岸田文雄首相の対応を問われ、次のように述べました。 昨日の首相会見は、政府・自民党のこの重大問題に対する対応の無責任さを、いっそう浮き彫りにするものとなりました。 「率直なおわび」は口先だけ――どこが問題で、どういう反省をしているか一切語らず 首相は、「国民から懸念や疑念の声を頂いた」ことに対して、「率直におわび」すると述べましたが、いったい政府・自民党の行動のどこが問題でどういう反省をしているのかについて一切語っていません。 国民が怒りをつのらせているのは、自民党が、反社会的カルト集団の広告塔となり、霊感商法や集団結婚など、深刻な被害を拡大する役割を果たしていたことにありますが、首相はその認識も反省も一切語りませんでした。 「率直におわび」というのは、世論に追い詰められての口先だけのものです。首相は、どこが問題