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ブックマーク / cpplover.blogspot.com (11)

  • 技術を理解しないクソバカの治める国、ニッポン

    以下のようなニュースを読んだ。 年金機構、職員の電子メールを禁止 外部向け「当面の間」 - ITmedia ニュース 最近、この国の政治技術的に全く理解できなくなってきている。私がとうとう狂ってしまったのか、それとも世界がおかしいのか。世人皆濁我独清、衆人皆酔我独醒。とはこの謂か。 この理論で行くと、我々は年金機構からコンピューターを廃止すべきであるし、紙とペンも廃止すべきであるし、そもそも言語自体を廃止すべきだろう。あらゆる情報を記録する方法は廃止されなければならない。 これにつけて思い出すのは、自衛隊がWinnyで流出事件を起こした時、新隊員に一切のストレージの所有が禁じられたという話だ。なんでも、雑誌の付録についているDVDですら処罰の対象になったそうだ。そもそもそのDVDには新たにデータを書き込むことはできないし、その雑誌は自衛隊の駐屯地内の売店で売られているものであるのだが。

  • クッキー・クリッカーについて

    昨日、筆者はクッキー・クリッカーなるゲームを体験した。このゲームは、ゲーム質を非常によく抽象化している。ここではそのゲームについて述べるが、読者には実感のため、並行してゲームを行なってもらいたい。 このゲームのプログラムはHTML/CSS/JavaScriptと、その他のリソースで構成されていて、ストールマンの自由四原則に合致する自由ソフトウェアではないが、一応は、制限的ながら、forkや改変を許諾している。このプログラムを動作させるには、まともなブラウザーが必要である。 Cookie Clicker まずみると、左に素晴らしくうまそうなクッキー、中央によくわからない列、右によくわからない小物が並んでいる。操作方法がよくわからない。まず、左にこれみよがしに配置してある、うまそうなクッキーをクリックしてみよう。 +1 なんと、クッキーが一枚得られた。続けてどんどんクリックしていくと、数十

  • 続・なぜいまだにコミケを開くのか

    前回の記事、の虫: なぜいまだにコミケを開くのかは、閲覧数こそ大したことがないものの、異様に多くの批評がついた。これは興味深いことだ。思うに、コミケ信者は相当に多く、また神聖なコミケの存在意義にわずかでも疑問が挟まれたとあっては、どうしても守らずにはいられないのだろう。 とはいえ、コミケには様々な問題がある。 まず、コミケでは、大勢の人間が密集するということだ。これは甚だしく危険である。 危険、というのは、何も団結すると暴動や革命を引き起こしてしまうから危険などといった独裁者の恐れる危険性ではない。むしろ私は、一度ぐらい団結して、国会議事堂を取り囲み、日国憲法第21条が、公共の福祉を始めとした何ものによっても制限されてはならないよう、憲法改正を要求するべきだと思う。もし、改憲できないのであれば、日の現政府は国民に表現の自由を保証しない暴君であるので、革命を考えるべきだろう。自由のない

  • Aaron Swartz自殺の背景事情

    Aaron Swartzが自殺したというニュースが世界に衝撃をもって伝えられた。Aaron Swartzは誰か。一体何をしたのか。何が彼を自殺に追い詰めたのか。 強欲な著作権である。 科学や技術はもちろんのこと、およそ学問は、論文に書かれて発表されている。 通常、論文の筆者は著作権を維持しない。論文を査読した者も権利を主張しない。実に、論文は多くの者に読まれるべきである。しかし、今日、その論文の閲覧を妨げている勢力が存在する。旧態依然の出版社である。 インターネットが普及した今日、情報の公開のコストは極端に下がった。しかし、論文は依然としてペイウォールの向こう側に隠されている。なぜか。旧態依然の出版社のためである。 昔の論文は、紙に印刷されている。ほとんどの論文は、すでにスキャンされ、少なくとも画像という形で電子化されている。しかし、その論文を簡単に読むことは出来ない。何故か。旧態依然の出

  • リーナス曰く「2560x1600がラップトップの標準になってるべきだろボケ」

    Linus Torvalds - Google+ - So with even a $399 tablet doing 2560x1600 pixel displays,… リーナス・トーバルズがGoogle+で、ラップトップの解像度だけが全然向上していない現状に吠えてる。 399ドルのタブレットですら2560x1600ピクセルのディスプレイなんだぜ。ラップトップの解像度の標準もそれぐらいにしてくれよマジで頼むし。もちろん11インチでもだ。頼むし、"retina"とかいうクソな名前で呼ぶのはやめれ。単に、「まともな解像度」と呼べ。ラップトップがここ10年ほど、あんまり進化してないのは残念すぎるだろ。 俺は弁当箱みたいなラップトップは欲しくないが、1366x768とかいうのは旧世紀の遺物だろ。マジで、じきに携帯電話すらラップトップのクソな解像度を笑うようになるぜ。 もし自称技術ジャーナリスト

  • 実名で悪質なコメントは防げない

    Surprisingly Good Evidence That Real Name Policies Fail To Improve Comments | TechCrunch YouTubeが悪質なコメントを防ぐために実名を強く推奨しだしたそうだが、実名を強制したところで、悪質なコメントや犯罪の防止には全く役に立たない。これはすでに現実に行われた例がある。 韓国では国民全員にユニークなIDを振り、PV数が10万を超えるサイトには、必ずそのIDを使わせる、すなわち実名にすることを義務付けた。 しかし、この法律が行われた韓国で、悪質なコメントは減ったかというと、実は増えたのだ。 Empirical Analysis of Online Anonymity and User Behaviors: The Impact of Real Name Policy 実名を強制したことで、わざわざIDの

  • 日本国が危険な自主規制社会に突入しようとしている

    最近気になる声がある。「最近の広告にはわいせつ物が増えた。けしからん」という声である。この声は非常に危険である。 なぜ危険なのかというと、我が国では、刑法175条により、わいせつ物の頒布や陳列、頒布や陳列を目的とした所持は違法だからだ。 過去にも多数の芸術作品が、わいせつであるとして不当に撤去され、作者は罰せられている。実に、我が国は表現の自由を有せざる劣等国である。表現の自由が認められない世界では、思想の自由もなくなる。 したがって、我々はわいせつ性の判定に、もっと慎重になるべきである。なぜならば、一度わいせつ性が認められるや、その表現は違法になるからだ。表現を規制する法律を動かす便利な理由を自ら作り出しているのである。 さて、件の広告とやらは如何。幸い、あの有名な高木浩光氏が、スクリーンショット付きで実例を上げている。 togetter をスマホで見ると、常にこの手の広告。もうtoge

  • DNSの終焉が垣間見える、ぶっ飛んでて危険すぎるお名前.comの検閲事件

    忍者ツールズ全サービスが表示不可となる障害につきまして | ドメイン取るなら お名前.com ドメイン取得 年間280円~ 忍者TOOLSは、お名前.comというドメイン名レジストラにninja.co.jpのドメイン情報を管理させていた。忍者TOOLSは、ninja.co.jpというドメインを、自社の様々なサービスに使っていた。そのサービスは、忍者TOOLSのユーザーが使うものである。 さて、お名前.comの主張では、忍者TOOLSのユーザーがお名前.comの規約違反を起こしたために、ユーザーの規約違反は、すなわちそのユーザーのサービス提供元の規約違反であるとし、事前の協議や警告すらなしに、一方的にninja.co.jpのドメイン情報を消したそうだ。 これは恐ろしく危険な事件である。問題は、DNSが階層的な中央管理をされたシステムである以上、この問題は仕組み上どうしようもないという事である

  • どのプログラミング言語を学ぶべきか

    新手该学哪门编程语言 | 酷壳 - CoolShell.cn via :Which programming language should I learn first? | Pixelstech.net 最近、フォーラムでこんな質問を目にした。質問とは、「どのプログラミング言語を学ぶべきか」というものであった。ある人の答え。 それは目的によるな。 表現力が高いパワフルな言語でプログラミングしたい場合: Python 手っ取り早くWebサイトを立ち上げたい場合: PHP 「ロックスター」を自称するプログラマーと触れ合いたい場合: Ruby 当にプログラミングを学びたい場合: C 悟りを得たい場合: Scheme 抑圧感を得たい場合: SQL 遺伝的に淘汰されたい場合: Microsoft Visual Basic ひどく平凡でつまらないが安定して給与が支払われるファイナンシャル・アプリケー

  • プログラミング認可制の日は近い

    高木浩光@自宅の日記 - ウイルス罪法案、バグ放置が提供罪に該当する事態は「ある」と法務省見解 政府は、バグ放置が罪せらるとの見解を発表した。また一歩、日が後退した瞬間である。 そもそも、放置とは何を言うのか。大部分のソフトウェアのバグフィクス、特にセキュリティに関するバグというのは、バグ発見者の善意によってなりたっている。バグを発見したものが、ソフトウェアに対して責任をもつ会社または個人に、秘密のうちに連絡をとり、バグの内容を伝える。責任者は、秘密裏のうちにバグを直し、アップデートパッチを公開する。バグの具体的な内容が公開されるのは、パッチ公開後である。この過程を経ずしていきなりバグが公になることを、ゼロデイという。ゼロデイは、マルウェアが未知のバグを利用していたり、またバグ発見者が、何らかの理由によって(たいていは、無責任な責任者にあきれて)、いきなり公開したりすることで起こる。 バ

  • 本の虫: 多くのプログラマは言語を表面的な理解だけで使っている

    一般のプログラマの多くは、プログラミング言語というものを、ごく浅い表面的な理解だけで使っている。これは、いわゆる「入門書」によるところが大きい。入門書は、言語をできるだけパターンで教えようとする。かくかくしかじかの場合には、とらとらうまうまのように書いておけばいい、などといった具合だ。 たとえば、配列の全要素や、aggregateの全メンバーをゼロで初期化したいとする。多くのC++プログラマは、以下のように書く事であろう。 int a[100] = {0} ; このコードは、正しく動く。配列aの要素は、すべてゼロで初期化される。しかし、C++という言語を考えた場合、{0}と書く必要はない。空の{}で十分なのである。 int a[100] = {} ; では何故、多くのC++プログラマは{0}と書くのか。それは、多くの参考書が、そのように書いているからに過ぎない。大多数のC++プログラマは、

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