コロナ感染で留年して東大を訴えた東大生の「その後」 裁判に負け、SNSで中傷…でも「無駄じゃなかった」 2022年、新型コロナ感染で欠席した必修科目の単位が不認定になり、留年となった東大生の話を「こちら特報部」は報じた。東大生は留年などの処分の撤回を求め、大学を提訴した。その後、最高裁まで争った末、敗訴に。1年間の遠回りは覆せなかった。だが、大学との闘いを選んだ判断に「一片の悔いもない」という。現在に至る胸の内を聞いた。(北川成史)
横浜市の鶴見大学の歯学部で、卒業試験の合格者が半数にとどまり、納得のいく説明もないとして、不合格になった学生らが文部科学省に是正を申し入れました。 申し入れをしたのは、鶴見大学歯学部6年生の学生など5人で、いずれも昨年度の卒業試験で不合格になり、留年や大学から除籍となりました。 申し入れ書などによりますと、卒業試験では、合格者は44人と、試験を受ける資格があった学生88人の半数にとどまり、不合格になった理由の説明を求めても点数の配分などが開示されず、納得のいく説明もなかったとしています。 学生の1人は「卒業試験に合格しないと歯科医師国家試験が受けられない。しっかり勉強してきたつもりなので不信感が募っている」と訴えていました。 鶴見大学は、大学のホームページで卒業試験について「合格判定基準は事前に開示した上で、客観的に評価しています」などと説明していて、取材に対しては「申し入れをまだ把握して
新型コロナに感染して欠席した授業について救済措置が受けられず留年したのは不当だとして、東京大教養学部2年の杉浦蒼大(そうた)さん(20)が8月19日、東大を相手取り、処分の取り消しなどを求め提訴した。 東大側の抗議文がホームページに掲載(8月5日付、18日付で削除)された後は「詐病だ」などの誹謗中傷にも悩まされ、名誉毀損の損害賠償も求めている。 杉浦さんと代理人の井上清成弁護士らが同日、都内で会見した。理科Ⅲ類の杉浦さんは医師になるのが夢で「過失のない患者への差別で教育の機会を奪われた。いち早く医療を学びたい」と話した。 ●「コロナの重篤な症状で欠席届を出すのが遅れた」 杉浦さんは8月19日付で単位が不足しているとして進学選択が不可能になり、留年が決定した。留年した場合、10月からの後期授業は受けられないという。 原告側によると、杉浦さんは5月17日に新型コロナを発症し「基礎生命科学実験」
木下賢吾なる人物が、バイオバンクジャパン批判の文章を書いて配布している。 東京大学医科学研究所にバイオバンクジャパンのデータアクセスを批判する文章が私に手元に届いた。2020年の基準で、2002年に計画したバイオバンクのデータアクセス権を批判するなど、アホ以外の何物でもない。2002年、バイオバンクジャパン計画を作成したのは私だ。当時、ゲノムそのものに対する理解も今と比べればはるかに低く、「ゲノム=究極のプライバシー」といった感じで、ゲノム研究のための大型研究を進めようとする私には、暴風雨が吹き付けていた。絶対にプライバシーを守るのだという刃がのど元に突き付けられていた。 データの第3者利用とでもいえば、プロジェクトそのものが立ち行かないくらいだった。そこで、データを保存するコンピューターはスタンドアロンと呼ばれる外部との接続をできない形で始めた。第3者に利用できるようにするなどと言えば、
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本学教員の新型コロナウイルス感染について 2020年4月16日18時 法政大学 本学教員1名(男性)が、新型コロナウイルス感染による肺炎で4月14日に亡くなりました。 突然の悲報に接し、痛恨の極みです。同氏のご冥福をお祈り申し上げるとともに、この事実をご報告いたします。 1 亡くなられた方 本学教員(男性) 2 発症以後の経過 3月末~4月上旬 発熱が数日間続き、PCR検査を受検。「陽性」と判明 4月 7日(火) 入院、治療開始 4月14日(火) 容体急変により逝去 3 出校履歴 関係者への聴き取りにより、現時点で確認できている出校履歴は、次の通りです。 ・2月以降、海外渡航歴はありません。 ・3月上旬以降、学部事務室及び同資料室に出入りしていません。 ・3月11日以降、所属学部の教員と接していません。 ・3月24日の学位記交付には出席していません。 ・研究室の最終利用日は
県は十四日、郡山市の七十代女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。女性は郡山女子大(郡山市)の教員で二月二十一日から三月一日までエジプトを旅行し、現地で感染した可能性が高いという。女性は帰国後も計四日間出勤していた。県内の感染症指定医療機関に入院しており、症状は軽い。県内での感染確認はいわき市の七十代男性に続いて二人目。県は郡山市保健所と共に感染経路の把握や濃厚接触者の有無の確認を進める。 県や市によると、女性は一人暮らしで、ツアー旅行に一人で申し込んだ。ツアーには十人弱が参加し、二十四~二十七日にはナイル川のクルーズ船に乗船した。一日に成田空港に帰国し、千葉県内のホテルに宿泊。鉄道と東北新幹線を乗り継ぎ二日正午までに帰宅した。 女性は二日から四日にかけて下痢の症状があり、六日にはせきが出てせき止め薬を飲んだ。九日に三七・七度の熱を出し、市販の解熱剤を服用した。せきや食欲不振が続いた
学校法人近畿大学 令和元年度卒業式、令和2年度入学式、オープンキャンパスの中止について 近畿大学はこのたびの新型コロナウイルス感染症が国内で拡大している現状に鑑み、令和元年度卒業式と令和2年度入学式の開催の中止を決定いたしました。また3月に予定していたオープンキャンパスについても中止いたします。 これらの行事に関しては、本学医学部の感染症の専門家からの提言も受け、十分な感染症対策を施した上での開催を検討しておりましたが、日本国内で日々感染者が増えていく中、マスクや消毒液の一定の備蓄はあるものの、現在のように更なる入手が困難な状況では、十分な感染症対策を施すことができないと判断し、学生や保護者、オープンキャンパスに参加するみなさまの健康や安全面を第一に考え、このような結論に至りました。 特に本学の東大阪キャンパスでの卒業式は例年約7,000人、入学式は約15,000人の学生・保護者が一堂に会
大学病院などで診療しても給与が支払われない「無給医」の問題。取材を始めてから1年近くたち、私はようやく医学界の重鎮に会うことができました。「無給医についてどう考えていますか?」こう問いただしたところ、返ってきた答えは意外なものでした。(社会部記者 小林さやか) ことし6月、文部科学省が、無給医の調査結果を公表。2191人の無給医の存在を初めて認めました。 このテーマを1年近く取材してきた私は“ようやく国が動いた”と少しほっとしましたが、不安な気持ちが消えることはありませんでした。なぜなら、本当に各大学病院が無給医の待遇を改めるつもりがあるのか、確証をもてなかったからです。 だからこそ、話を聞いてみたいと思っていた人たちが、“白い巨塔”のトップでした。そこで、私が取材を申し入れたのが「全国医学部長病院長会議」です。聞いたことがない人がほとんどかもしれませんが、実は全国の医学部長らが集まる大変
柴山昌彦文部科学相は25日、東京医科大や順天堂大など、医学部での不適切入試が発覚して大量の追加合格者を出している大学が来春の合格者を決める際、定員を超過することを特例的に認めると発表した。大学側は追加合格を認めるため、来年度の定員を減らす方針を決めており、受験生への影響が懸念されていた。超過を認める人数は、追加合格の状況や教育環境が確保されているかなどを見ながら大学側と協議し、来春までに確定させる。 これまで、東京医科大は計44人、順大は計48人、日本大は計10人の追加合格を認める代わり、来春の入学定員を減らして対応する方針を発表している。これに対し、「来年の受験生が不利益を被るのはおかしい」と批判が出ていた。 柴山氏はこれまで、医学部の定員は医師の需給推計に基づき、過剰を招かないように配慮する閣議決定が出ていることを挙げ、「定員増を行うというのは極めて困難」と否定的な見方を示していたが、
東京医科大(東京都)の不正入試問題で、同大を運営する学校法人の理事16人全員が21日付で一斉に辞任することが明らかになった。不正の発覚後に就任した矢崎義雄理事長や林由起子学長ら5人は22日付で再任されるため、実質的な辞任は11人となる。理事の選出母体となる評議員も46人(理事との兼務も含む)が辞任する。一連の問題の責任を取るとしている。 東京医大では7月、文部科学省の私大支援事業を巡る汚職事件で文部科学省前局長の息子を医学部医学科に裏口入学させていたことなどが発覚。当時の臼井正彦理事長と鈴木衛学長が引責辞任し、贈賄罪で在宅起訴された。8月には女子や多浪の受験生を一律に減点するなどの不正も明らかになった。
京都大による調査決定について意見を述べる「満州第731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会」のメンバーら=京都市左京区の京都大で2018年9月26日、菅沼舞撮影 旧日本軍731部隊の軍医が京都帝国大に申請した学位論文が人体実験をもとにした可能性がある問題で、京都大は26日、調査を始めると明らかにした。 論文はペスト媒介能力の研究で、動物を使い実験したように記されていたが、研究者有志らの「満州第731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会」が「人体実験を…
女性割合の調整は憲法違反・教育基本法違反で募集要項に記して許される問題ではない 東京医科大学が女性合格者を3割以下に抑えるために、入試における得点を女性にのみ一律に減点して員数調整していたというニュースが8月2日に流れ、当然のことながら多くの批判的論考がメディアに出た。このことについて筆者も考えを述べたい。 まず、この種の女性差別が決してあってはならないことで、憲法14条第1項で すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により政治的、経済的又は社会的関係において差別されない。 とし、またそれを受ける形で教育基本法4条において (教育の機会均等) すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。 と記されていることに明確に違反する。 しかし、今回の東
東京医科大が入試で女子の得点を一律に減らしていた問題を受け、日本医師会は3日、「公平性、平等性を欠く行為と言え、大変遺憾に思う」とする横倉義武会長名の声明を出した。 「女性医師は確かに出産、子育てなどによって離職、休職せざるを得ないケースがあるが、入試段階で性別のみを理由に調整することは許されない」と批判。女性医師の出産や子育てを前提として、「医療現場で女性が働きやすい環境整備を進めることが大事だ」と指摘した。 同大による真相究明や、文部科学省による徹底した調査と厳格な対応も求めている。
「ビンジ飲酒」と呼ばれるむちゃな飲み方をすると、転倒やけんかなどでけがをするケースが25倍以上も多くなったという調査結果を、筑波大や三重大などの研究チームが発表した。急激な血中アルコール濃度の上昇が運動機能や平衡感覚を低下させ、体調悪化だけではなく、けがの危険性が高まることにも注意を呼びかけている。【大場あい】 「ビンジ飲酒」は、短時間の多量な飲酒を指す欧米の用語。米疾病対策センターなどの基準では、男性は2時間以内に酒5杯(日本人の場合は純アルコール50グラム)、女性は4杯(同40グラム)以上となっている。アルコール度数5%のビール500ミリリットル缶で換算すると、男性で2.5本、女性で2本に相当する。
国家戦略特区による獣医学部の新設に係る日本獣医師会の考え方について 平成29年6月22日 公益社団法人日本獣医師会 会長 藏内 勇夫 本会は従来から、我が国の獣医師の需給に関しては、地域・職域の偏在は見られ るものの全国的な獣医師総数は不足していないことから、農林水産省のご支援・ご 協力により 6 年制教育修了者への魅力ある職場の提供、処遇改善等による地域・職 域偏在の解消に努めてまいりました。また、我が国の獣医学教育に関しては、文部 科学省、獣医学系大学等多くの関係者とともに半世紀にわたって国際水準達成に向 けた教育改革に尽力してまいりました。 今般、国家戦略特区制度に基づき獣医学部の新設が決定されましたが、全国的観 点で対処すべき獣医師の需給問題の解決、 及び長期的な視点で将来の在り方を十分 に検証して措置すべき獣医学教育の改善については、 特区制度に基づく対応は馴染 まないと考えてい
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