広島・崇徳高出身で、新日鉄君津や早大で監督を務めた応武篤良(おうたけ・あつよし)氏が7日、亡くなった。64歳。同高で同じユニホームを着て1976年の選抜大会優勝を果たした元広島カープの山崎隆造さんは、同級生との別れを惜しんだ。 「『最後に母校に恩返しするために帰ってきた』と言っていたのが忘れられない」。山崎さんはそうおもんばかった。応武氏は2018年8月に母校、崇徳高の野球部監督に就任。しかし、その後に体調を崩し、今夏の広島県大会ではベンチ入りしていなかった。 応武氏は76年の選抜大会で捕手として活躍した。「練習をボイコットしたり、学校をさぼって旅行に行ったり、どちらかというとやんちゃな方」と山崎さん。プレーでは肩の強さが印象に残っている。「走者が二塁にいるときにショートだった自分とアイコンタクトして、投手の黒田(真二=元ヤクルト)に返すふりをして二塁に送球してアウトにすることがあった」と
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