過去の私のツイートに、特定の集団と特定の行為を結びつけているように受け止められかねない表現がありました。それらの方々に対する偏見を増幅する可能性に対する配慮が足りませんでした。このような表現について反省するとともに、私のツイートによって傷つけられた方々にお詫びいたします。
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広島大大学院の伊藤隆太特任助教(国際政治学)がツイッターで「道徳的に劣っている中国人をまともに相手にする必要はない」などと差別的な投稿をしていたことが10日、分かった。差別問題に取り組む学生団体は広島大などに対し、伊藤氏の解雇を求める署名活動を始めた。 伊藤氏は投稿を削除した上で同日、中国新聞の取材に「配慮が足りなかったことについて真摯(しんし)に反省している。傷つけられた方々には心からおわびしたい」と謝罪した。 投稿は7月30日に書き込まれた。「心の中で冷たく軽蔑して後はドライに無視すればよい。やられたからと言って報復するのは(中略)、同じ低いレベルに落ちるということなのでやめよう」などと記述。東京五輪での日本人選手の判定を巡り、中国の会員制交流サイト(SNS)で不満が噴出したことを報じる記事に関連し、投稿された。 学生団体「Moving Beyond Hate」は、伊藤氏はこれまでも人
Moving Beyond Hateでは広島大学助教伊藤隆太氏が自身のtwitter上で深刻な差別発言を行ったことを受け、8月8日、広島大学と当人のその他勤務先大学に対して、当人の解雇と再発防止策の実施を求める署名キャンペーンをはじめました。 ここでは署名の経緯と伊藤氏によるTwitter上と講義中での差別、キャンペーンに賛同してくださった皆様ができることについてまとめます。 1. 伊藤氏の差別発言一覧 レイシズム(人種差別)①2021年7月30日: 「道徳的に劣っている中国人をまともに相手にする必要はない...」 一部の出自に基づく集団を「道徳的に劣っている」とするのは明確なレイシズムです。 ②2020年2月19日 伊藤氏は「統計学」を持ち出し、「中国人がコロナを運んでいるという見方」が「統計学的に真」と発言しました。 中国人とコロナを結びつける差別を「統計学」で正当化しようとします。
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2020.8.28 国際社会学部長 真島一郎 1.はじめに 本年2月5日から7日にかけて、本学部の専任教員が担当するゼミで作成されたアンケートが、きわめて不適切な設問内容のままSNSを通じて公表・実施されるという事案が発生いたしました。本学ではこれを受け、同月14日に「本学国際社会学部のゼミの活動の一環として実施されたアンケートについて」の学長メッセージを発し、謝罪の意志を表明するとともに、再発防止に努めることをみなさまにお約束いたしました。 2月の出来事は、本学が大学組織全体として受けとめるべき深刻な問題性を孕んでおりますが、とくに当該のゼミ指導教員が所属する国際社会学部では、このようなことがなぜ起きてしまったかを、個別のゼミ活動で生じた過ちをこえる教育体制全体の次元において、真摯に再考する必要があるものと判断しました。 2.当該「アンケート」の問題点 作成者側の趣旨を尊重するかぎり、当
マイノリティはマジョリティが目覚めるための道具ではない。 朝日新聞withnewsにインタビュー記事が掲載されました。 堀潤さんを招く「純ジャパ/混ジャパ」イベントの、動機ではなく手法こそが問題だと話しました。 まずは、お読みください。 「純ジャパ」イベントがあぶりだした、私の中の「潜在的な分断」 | withnews(ウィズニュース) #withnews さて、その上で。 僕が強調した点および考えていることを4つ、以下に書きます。 1つ目。 差別の現状把握のためならば、マイノリティへの加害性が高い告知文を書き、加害性がある上に適切なデータが得られない設問を、不特定多数が見られるメディアで突発的に公開していいことにはならない。しかも加害性は意図的。教員は「仕掛け」と呼んでいます。学生を盾にしてアウトの連続だと話しました。 2つ目。 マイノリティの問題状況への理解や学びが足りない誰かが、それ
昨年11月末より当時情報学環(以下、学環)特任准教授だった大澤昇平氏のツイッターにおける数々の差別発言が学内外で大きく問題になった。大澤氏は「弊社Daisyでは中国人は採用しません」などと発言し、東大は1月15日付けで大澤氏に懲戒解雇処分を下した。一方で、問題発生後の東大の一連の対応に批判の声も上がっている。当時大澤氏のツイートの不適切さを指摘し謝罪する声明などを出していた越塚登学環長に学環の対応の振り返りや再発防止策について聞いた。 (取材・楊海沙) まずは大学の責任に触れるべきだった 「元特任准教授は当時学環の一員であり、我々学環が組織として事態を未然に防げなかったという結果責任はあると考えています」と越塚学環長は言う。大澤氏は特定短時間勤務有期雇用教職員であり常勤と採用プロセスは異なるが、常勤の教員と同様に人事教授会の決議等を経て採用されている。その意味で採用責任は越塚学環長にもある
2017年、52年ぶりに新設が認められた学校法人加計学園、岡山理科大学の獣医学部。昨年11月16日、愛媛県今治のキャンパスで獣医学科の推薦入試が実施されたが、同学科が韓国人受験生全員の面接試験を一律0点とし、不合格にしていたことが「週刊文春」の取材で分かった。複数の職員が、証拠となる内部文書とともに明かした。 加計学園の幹部職員、武田晶さん(仮名)が怒りを滲ませる。 「A方式の推薦入試を受験した韓国人受験生8名全員が不合格となっています。A方式の推薦入試は、学科2科目と面接試験、高校での成績を反映した評点平均値、各50点、計200点満点で採点されます。驚くべきことに、韓国人受験生全員の面接試験での点数は0点。なかには面接で10点でも取れれば合格点に達する受験生もいる。これまで面接試験で0点というのはほとんど見たことがありません。公平公正を重んじなくてはいけない入試で、国籍差別が行われている
コシヒカリの産地として知られる新潟県南魚沼市は、約60カ国からの留学生たちが学ぶ国際大学の所在地だ。行政は彼らを「住民」扱いしていない。豪雪地帯の「陸の孤島」で閉塞的な生活を送る多様な人材を、今こそ地域活性化に生かすべきではないのか。南魚沼を拠点に活動するライターが問題提起する。 57カ国の出身者が集まる「国際町」 私たちの日常生活は「国際」という言葉であふれている。新聞記事で目にするのはもちろんのこと、空港、学校、駅、病院、会社など、当たり前のように名称の一部に使われている。 しかし、「国際」という言葉を含む地名はまれで、日本に3つ(あとの2つは神奈川県の「湘南国際村」、長野県の「神山国際村」)しかない。 1982年、コシヒカリで有名な新潟県南魚沼郡大和町(2000年代の市町村合併で現在は南魚沼市)の16ヘクタールという広大な元農地に、日本で初めて、そして唯一の「国際町」地区が生まれた。
この度は大澤昇平特任准教授による一連のSNSへの書き込み等により、大変なご迷惑をおかけしました。そこには、差別や誹謗、中傷、虚偽の数々があり、それによって多くの方々を傷つけ、不快感や不安を与え、また多方面から激しい憤りを頂戴することとなりました。心よりお詫び申し上げます。まことに申し訳ございませんでした。2020年1月15日、情報学環・学際情報学府における調査等を経て、東京大学により、大澤特任准教授に対し懲戒解雇の懲戒処分がなされたことをご報告いたします。 懲戒処分の公表について(東京大学) https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/z1304_00124.html 東京大学は学問の府であり真理を探求する場です。そのために、多様な人々がそれぞれの立場から自由闊達に議論できることが本質的に重要であるのは言うまでもありません。しかしそれは、SNS等のメデ
東京大学は、大学院情報学環 大澤昇平特任准教授(以下「大澤特任准教授」という。)について、以下の事実があったことを認定し、1月15日付けで、懲戒解雇の懲戒処分を行った。 <認定する事実> 大澤特任准教授は、ツイッターの自らのアカウントにおいて、プロフィールに「東大最年少准教授」と記載し、以下の投稿を行った。 (1) 国籍又は民族を理由とする差別的な投稿 (2) 本学大学院情報学環に設置されたアジア情報社会コースが反日勢力に支配されているかのような印象を与え、社会的評価を低下させる投稿 (3) 本学東洋文化研究所が特定の国の支配下にあるかのような印象を与え、社会的評価を低下させる投稿 (4) 元本学特任教員を根拠なく誹謗・中傷する投稿 (5) 本学大学院情報学環に所属する教員の人格権を侵害する投稿 大澤特任准教授の行為は、東京大学短時間勤務有期雇用教職員就業規則第85条第1項第5号に定める「
November 28, 2019 学環・学府特任准教授の不適切な書き込み等に関する調査委員会の設置についてEstablishment of the Investigative Committee about Inappropriate Writings, etc. by a Project Faculty of III/GSII 2019年11月28日 東京大学大学院情報学環・学際情報学府 東京大学大学院情報学環・学際情報学府は、SNS上における大澤昇平特任准教授の不適切な書き込み等に関する事実を調査し、認定事実に基づく対応措置を検討するために、本日付けで、調査委員会を設置しました。 大学院情報学環長・学際情報学府長 越塚 登 November 28, 2019 Interfaculty Initiative in Information Studies, Graduate School
弊社が「AI人材の育成」という趣旨に賛同し寄付を行った、東京大学情報学環における寄付講座「情報経済AIソリューション寄付講座」の担当准教授が、SNS等において特定の個人、特定の国やその国の人々に関する不適切な内容の投稿を複数回行いました。 弊社を含む大広グループ、および弊社が属する博報堂DYグループは、いかなる差別にも断固として反対する立場をとっており、その行動規範にも「人権を尊重し、不当な差別は行わない」ことを定めております。 当該の投稿は、担当准教授個人の見解であり、弊社の意図、活動とは一切関係がございません。 また弊社は、アジアを中心にグローバルに事業展開をしており、これまでも適材適所の人材を国籍にかかわらず平等に採用しております。今回の当該准教授の投稿は弊社の方針とは大きく異なり、遺憾であります。 当社と致しましては、今後の本講座に対する寄付を中止する方針とさせて頂きます。 「情報
※大澤昇平氏の差別については下記の連載で問題点を解説しています。 ※この記事は昨日11月24日夜に書いたもので「本日」となっているのは24日です。 2019年11月20日に大澤昇平氏(東京大学特任准教授)がツイッターで自社では「中国人は採用しません」などのヘイトスピーチを流布した問題が大きな批判を浴び、関係各所から迅速な動きがでている。 今日午後に公開した前回記事で書いたが、本日11月24日付で、東大の情報学環長名で「学環・学府特任准教授の不適切な書き込みに関する見解」が公表された。 そしてその後、同じく24日付で、大澤氏が講師を務めていた東大の寄付講座に寄付をしていたマネックスグループが「寄付講座担当特任准教授の不適切な書き込みに関する見解」を公表し、寄付を停止する方針を公にした。 この声明は不十分な点もあるものの、(講義外であろうと)差別を行った講師が教える講座には寄付を取りやめるとい
東大特任准教授大澤昇平氏のヘイトスピーチ(3)「学環・学府特任准教授の不適切な書き込みに関する見解」が悪質な日本型謝罪になっている理由 東大特任准教授である大澤昇平氏が、ツイッターで「中国人は採用しない」(2019年11月20日)等とヘイトスピーチを拡散している件で、多くの人が抗議の声を上げていた。 それを意識してであろう、本日11月24日付で、大澤氏が所属する東京大学情報学環・学祭情報学府(以下、情報学環)の長である越塚登氏の名で、「学環・学府特任准教授の不適切な書き込みに関する見解」というコメントが発表された(以下、「見解」)。 休日である日曜日に、比較的早いタイミングで(11月20日から4日後)、東大がコメントを出したということ自体は評価できるだろう。抗議の声を上げるのには意味があるのである。 だが公表された「見解」の内容はたいへん不十分なものだ。 日本では差別事件に対して緊急に声明
上の記事で書いた通り、大澤氏は自分の会社では「中国人は採用しません」などとツイッターで公言した。東大特任准教授という権威ある肩書で露骨に差別発言を、しかも全世界に向けて発信していたわけだ。 当然のように批判が殺到しつつある。 だが、大澤氏の差別や問題発言はまだまだある。多すぎてすべて紹介しきれないが、看過できないほどの危険性がある。 そのため少しずつ、何が問題なのかを解説していきたい。(なおこの記事は試論含みであることをお断りしておきたい) はじめに最も酷いものの一つ、AIを使って差別を正当化する氏のツイートを取り上げよう。これだ。 はい、自然の摂理です。 十分客観的に得られたデータ(情報)には人間は主観は入りこまず、自然そのものです。 もし仮に AI がヒトラー思想を宣伝するのであれば、「そうした方がメリットがある」というファクトがあるからです。 https://t.co/UA6ipqp
東大の特任准教授である大澤昇平氏が、極めて深刻な差別をツイッターで連発している。看過できないほど酷い内容なので、緊急にブログで発信することにする。 〔11月24日加筆:一連の記事をマガジンにまとめましたので、こちらもご覧ください。〕 〔11月26日加筆:末尾の提言に加筆しました。〕 大澤昇平東京大学特任准教授がおこなったヘイトスピーチまず大変酷い内容だが、ツイートをみていただきたい。
November 24, 2019 学環・学府特任准教授の不適切な書き込みに関する見解A message about inappropriate writings by a part-time project faculty of III/GSII SNS等におきまして、東京大学大学院情報学環・学際情報学府(以下、学環・学府)の特定短時間勤務有期雇用教職員(特任准教授)による、特定個人及び特定の国やその国の人々に関する不適切な書き込みが複数なされました。 これらの書き込みは、当該教員個人または兼務先組織に関するものであり、学環・学府の活動とは一切関係がありません。 東京大学憲章では、「東京大学は、構成員の多様性が本質的に重要な意味をもつことを認識し、すべての構成員が国籍、性別、年齢、言語、宗教、政治上その他の意見、出身、財産、門地その他の地位、婚姻上の地位、家庭における地位、障害、疾患、経
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