宮崎県が独自検証委 口蹄疫 感染ルート解明視野 2010年8月10日 14:10 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎 宮崎県の東国原英夫知事は10日、家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題で、国や県などの防疫、危機管理対策などに問題がなかったかを調べる「県口蹄疫対策検証委員会」を設置すると発表した。農林水産省は同じ趣旨の委員会を5日に設置しているが、同知事は「県としても単独で調査を行う責任がある」として、感染ルート解明にも踏み込む考え。8月中に第1回会合を開き、10月をめどに報告書を取りまとめる。 東国原知事が同日の定例会見で明らかにした。委員会は、県内市町村、農業団体代表、学識経験者など数人で構成し、予防、初動対応、ワクチン接種、殺処分などを検証する。また、庁内に調査チームを設け、関係者への聞き取りやアンケートを行って、委員会に報告する。委員会の結論は詳細な危機管理マニュアルの作成に反
宮崎県をはじめ全国に大きな衝撃をもたらした口蹄疫(こうていえき)の感染が、ようやく終息に向かうことになりました。宮崎県知事は7月末「非常事態宣言」を解除、8月末の終息宣言に向けて、安全確認などを急いでいます。 4月20日に発生が確認された口蹄疫は、感染が宮崎県内にとどまったとはいえ、29万頭にも及ぶ牛と豚が殺処分され、畜産業と関連産業、地域住民の生活に大きな被害をもたらしました。激発地域では発生農場の周辺10キロメートル以内で飼われていた牛と豚のすべてが殺処分されるなど、過去にない感染の広がりです。 これからが正念場 手塩にかけた家畜を殺処分しなければならなかった飼育農家の苦衷は、想像を絶するものがあります。心からお見舞い申し上げるとともに、再生に向けた支援に全力をあげることを訴えます。 現段階は再生に向かう第一歩であり、多くの課題が残されています。これからが正念場です。 飼育農家との関係
家畜伝染病、口蹄疫(こうていえき)の終息を受けた地域復興のための基金について、山田正彦農林水産相は3日、「設置する方向で検討する」と述べ、一転して前向きな姿勢を示した。7月30日には否定的な見解だったが、この日の閣議後会見では「官邸と協議した」と説明。内容や時期については「宮崎県の要望も聞いてみたい。各省庁と詰めさせてもらう」と述べた。
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