J1第2節第1日(14日、山形0−0名古屋、NDスタ)記念すべき山形のJ1初ホームゲームはあいにくの雪。ピッチは後半開始前に真っ白となり、カラーボールが投入された。 前半は押し気味に試合を進めた山形も、足下の技術にたけた選手のそろう名古屋に防戦一方となり、GK清水の再三の好セーブで引き分けに持ち込むのがやっと。それでも開幕2戦を無敗でしのぎ、小林監督は「いい形で入れている」と納得の表情を浮かべた。 ただ殊勲の清水は「できればいい天気の中でやりたかった」と嘆き節。Jリーグの「秋開幕、翌春閉幕」(秋春制)が論議となる中での雪に、名古屋のある選手は「こんなんで秋春とかやったら死んじゃう」と天を仰いだ。ハーフタイムには山形のサポーターが秋春制反対を訴える歌を合唱。改めて雪国の抱える課題が浮き彫りとなった。試合結果へ