※奈良郡山城主(?)筒井定次(つつい さだつぐ)が、鳥居忠政に罪人として預けられ平で亡くなっている。どんな罪で磐城へ流されたのか、またその期間を知りたい。 『国史大辞典 第9巻』で「筒井定次」を調べると、「慶長十三年六月家臣中坊秀祐により不行跡を訴えられて改易され、奥州岩城の鳥居忠政に預けられる。一説には改易はキリシタンであることが露顕したためといわれる。」とあった。 磐城の滞在期間は、慶長13年(1608)に改易され鳥居氏のもとへ預けられ、磐城で亡くなっていることから(元和元年・1615)、約7年間いたことになる。 なお、地域資料で所蔵している「鳥居氏」関連の資料(『いわき市史』『福島県史』『磐城史料』等)を調べてみたが、筒井定次に関する記述は見当たらなかった。