26日の衆院平和安全法制特別委員会は、岡田克也民主党代表が質問のトップバッターに立った。岡田氏は安全保障関連法案の採決時期について「国民がどれだけ理解したかで決めていくべきだ」と安倍晋三首相を牽制した。主なやり取りは以下の通り。 岡田氏 本題に入る前にいろんな各種世論調査で少しの差はあるが、おおむね8割ぐらいの国民が政府の説明は不十分だと答えている。半分以上の方々がこの法案に反対だ、あるいは今国会で成立させることに慎重な意見を述べている。総理の受け止めを。 首相 私も世論調査等において、まだ十分に政府は説明を果たしていないという方のご意見が多い、あるいは国会での議論が不十分であるというご意見が多いということは十分に承知しております。そういう中で私どもは国会の会期を過去最大幅の会期の延長をいたしまして、じっくりと国会で議論をしていく。十分な審議の時間をとったわけでございまして、こうした国会、