お薦めの本を紹介し合う「ビブリオバトル」が十八日、志摩市阿児町の市立図書館で開かれ、市内の二十~六十代の男女五人が出場した。 同図書館と市民グループ「考えよか志摩の図書館」が二年前から定期的に開催している。ビブリオバトルは、出場者がお気に入りの本の魅力を五分間で訴え、聴衆は一番読みたくなった本に投票する。今回は「子どもと本」がテーマで、絵本や児童書、新書などを紹介し合った。 最も聴衆の興味を引いたのは、同市浜島町の井上真美さん(50)が紹介した「ねえ この本読んで!」。子どもへの読み聞かせ方などを案内した一冊で、井上さんは「『子どもが聞きたい本を読み聞かせてあげて』という思いが貫かれている。大人が読んであげたい本を選んでしまうことが多く、反省させられる」と語った。 (安永陽祐)
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