2015年から30回の漏水が確認された岐阜市の図書館複合施設「みんなの森 ぎふメディアコスモス」。建物の内外でガラスの破損も発生している。瑕疵担保期間は19年2月までの4年間で、設計者と施工者は期間内に不具合を解決する姿勢を示す。一方、施設を運営する岐阜市は期間を10年に延長するよう求めている。
2015年から30回の漏水が確認された岐阜市の図書館複合施設「みんなの森 ぎふメディアコスモス」。建物の内外でガラスの破損も発生している。瑕疵担保期間は19年2月までの4年間で、設計者と施工者は期間内に不具合を解決する姿勢を示す。一方、施設を運営する岐阜市は期間を10年に延長するよう求めている。
全ての蔵書が電子書籍という私設図書館「みる会図書館徳島館」が27日、徳島市にオープンする。専用アプリが入ったスマートフォンやタブレット端末で自由に閲覧できる。自らこのアプリを開発した佐野誠一代表(34)は「書庫のスペースは不要で、本の傷みや紛失の心配もない。電子図書館には大きな可能性がある」と話す。 徳島市中心部のオフィスビル2階。自営業者らが使う約400平方メートルのコワーキングスペースの一角にある約6平方メートルが「図書館」だ。閲覧席は長机の8席。備え付けのタブレット端末にアプリが入っており、無線LANを経由してサーバー内の電子書籍を閲覧できる。複数の端末で同じ書籍を同時に読むことができ、「貸し出し中」に悩まされることもない。また、手持ちのスマートフォンなどにアプリを入れて閲覧することもできる。 現在の蔵書は漢詩やコンピュータープログラムの入門書など90冊。フランツ・カフカの「変身」な
伊那市教育委員会は26日、市立伊那図書館内の自然環境に関する蔵書を中心とした「伊那谷自然環境ライブラリー」の開設10周年を記念したフォーラムを同館で開いた。一般市民ら約30人が来場。今年度から、館内でのみ閲覧できていた大半の蔵書が貸し出し可能となっており、研究者や来場者を交えた意見交換会を通じ、蔵書を活用し人々の暮らしや研究に役立てる方法などについて考えた。 同ライブラリーは、いずれも市ふるさと大使で日本自然保護協会顧問の田畑貞壽さん、元出版社役員の森田芳夫さんからの蔵書の寄贈をきっかけに2008年に設立。ジャンルは自然、生活環境、山岳などにわたり、整理を終えたのは約5500冊。今年度からインターネットを通じ、全国各地の人が検索し借りることができるようにした。 意見交換会では、基調講演した千葉大学大学院の百瀬新教授、信州大学人学部の茅野恒秀准教授の2人のほか、田畑さん(87)=東京都=が登
11月1日、特別国会が召集された日の出来事です。総選挙後緊張感を抱きながら初登院し、衆院本会議場の新たに指定された議席に座っていました。すると、希望の党の細野豪志議員が近づき、私に声を掛けてきました。 「大変失礼な発言をしてしまい申し訳ありませんでした。あの発言は上からの指示でやむを得ず…。」うんぬんかんぬんと謝罪のような言い訳のような内容でした。私は、「ああ、そうだったの」と答えるしかありませんでした。 あの発言とは、衆院が解散され民進党が希望の党への合流を両院総会で決めた日の夜、細野議員がBS放送の番組で「三権の長経験者は遠慮してもらいたい」と述べたことを指します。翌朝、私は「先に離党していった人の股をくぐる気はまったくない」と言明し、無所属で戦う決意を固めました。野田政権で環境相を務めた細野氏らに頭を下げてまで公認を求める気にはなれなかったからです。 私の発言の背景には、中国の故事「
大阪府の百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群が世界文化遺産の国内候補になったことで、「仁徳天皇陵」や「応神天皇陵」などの陵墓が注目されている。だが、宮内庁が被葬者としている天皇や皇族には、学術的には疑問も少なくない。 陵墓とは、歴代の天皇・皇后の墓である「陵」と、皇族が葬られた「墓」の総称だ。宮内庁のホームページによると、同庁は現在、188の陵と555の墓、46の陵墓参考地(陵墓の候補地)など、計899件を管理している。 堺市の百舌鳥古墳群と、大阪府羽曳野市・藤井寺市の古市古墳群は、古墳が最も巨大化した5世紀を中心に築かれた、計88基の古墳からなる。このうち、宮内庁が陵墓として管理しているのは46基。全長486メートルと日本最大の大山(だいせん)古墳(仁徳陵古墳)、同425メートルで第2位の誉田御廟山(こんだごびょうやま)古墳(応神陵古墳)をはじめ、全長200メートル以上の前方後円墳10
このブログの左下の方に私宛にメッセージを送ることができる「オーナー宛メッセージ」のボタンがあります。 最近、同じ話題で立て続けに2通のメッセージをいただきました。 それは、「イオンつくば駅前店が閉店する」という話です。 初めにメッセージをいただいた方は、「来年2月末で閉店するという噂を聞いたが、何かご存知でしょうか」という内容だったので、「閉店ならば公式にアナウンスがされるでしょうが、今のところ何もないですし、西武の閉店も2月末だったので、ごっちゃになった噂かもしれません。」といった返信をしました。 次にメッセージをいただいた方は、お客様からの意見に答えるために設置された、店内のメッセージボードに「今年度中に閉店」と書かれているという情報が書かれていたので、見に行ってきました。 イオンの入口には「店内撮影禁止」と明示されていたので、写真ではなくメモをとってきました。 以下は、メッセージボー
10月末、つるべ落としの秋の暮れ、千葉邦彦さん(66)は神奈川県で所用を終えて東京都内の自宅に戻るため、電車に乗った。扉脇に立ち、到着駅を確認していく。「座間というのはここか」。翌朝のニュースで、9人の遺体が発見された地として連呼されることはもちろん知る由もない。 あ、電車が止まった。人身事故のためとアナウンス。やれやれ、まいったな。胸のうちでひとりごちる千葉さんの耳に、制服姿の女子高校生2人の会話が飛び込んできた。 「死ぬ時間考えてほしいよ。この時間は死ぬ時間じゃねえだろ。2時ぐらいに死ねよ」 「そうだよね~」 2人ともスマホの画面を見つめたまま。どうやら渋谷をめざしているらしく、手に提げた透明の袋からは、ハロウィーンの仮装用とおぼしき衣類がのぞいていた。 迷惑と感じるのはわかる。で…
紹介 第一次日本共産党は、ロシア革命のインパクトのもとコミンテルンの日本支部として成立した。にもかかわらず、その研究は、一国的枠組のうちに閉ざされてきた。新出のコミンテルン文書に依拠する本書は、第一次共産党の思想と運動を当該期の国際的連関のうちに開き、朝鮮人・中国人とも協同しつつ帝国日本の支配秩序に抗おうとした運動の起点と捉える視座を提示するとともに、その言論活動が非合法党の地下活動にとどまらない広汎な思想的影響力を持ったことを実証的に明らかにする。 目次 序章 本書の課題と視座 第Ⅰ部 一九二〇年代前半の思想空間における第一次共産党 第一章 合法メディアと非合法党 第二章 唯物史観の受容と第一次共産党の同時代認識 第三章 第一次共産党の君主制認識 第四章 第一次共産党・日本在留朝鮮人共産主義者と〈東洋革命〉の理念 第Ⅱ部 〈帝国に抗する社会運動〉としての第一次共産党 第五章 帝国秩序の動
編著者名 SUP上智大学出版/発行 (株)ぎょうせい/発売 ダイアン・J・グッドマン/著 出口真紀子/監訳 田辺希久子/訳 判型 A5 商品形態 単行本・電子書籍 雑誌コード 図書コード 5300252-00-000 8370089-00-000 ISBNコード 978-4-324-10116-2 発行年月 2017/03 販売価格 2,640 円(税込み) 特権に無自覚なマジョリティのための社会的公正教育の書 2017年3月刊行! 「私はいい人で差別なんかしていない」と思っているすべての人に、 差別を自分の問題として向き合ってもらうための教育本。 本書のポイント(要旨) ○社会的強者である「特権を持つ集団」(マジョリティ集団)に属する人たちに対して、当たり前と思って受けている恩恵に気づかせ、社会的公正について教育するための理論および実践方法を提示する。 ○マイノリティ側がいかに不利益を
県教育委員会は、本の重みによる床のひび割れで7月から臨時休館中の県立中央図書館(静岡市駿河区谷田)を、県などがJR東静岡駅南側に整備する官民複合の文化施設「文化力の拠点」に全館移転させることを決めた。当初は一部機能のみを移転させる予定だったが、現在の建物の継続使用が困難と判明したため方針転換した。県は図書館などの公的施設を他区画に先駆けて整備する方針で、新図書館整備の基本構想を今年度中に策定したい考えだ。 「文化力の拠点」は「学びや交流の場」として東静岡駅南側の県有地に官民一体で整備。県の基本計画案によると、新図書館は中核施設として15階建ての同施設(延べ床面積約4万8500平方メートル)の1階部分に置かれ、ほかに県内大学の連携拠点や共同研究拠点▽国際学生寮▽県の情報発信スペース▽レストランやホテル-などが整備される。 ただ、図書館部分については一部機能の移転から全館移転に方針が変わったた
南海電鉄 昭和の記憶 (ナンカイデンテツショウワノキオク) 大阪と和歌山・高野山を結ぶ現存最古の私鉄 (オオサカトワカヤマコウヤサンヲムスブゲンゾンサイコノシテツ)
紹介 巨大な資金力、闇の教義、惹きつけられるセレブ達、“サイエントロジー教会"とはいったい何なのか? 一人のSF作家が創始した組織が、つねに宗教かカルトかの物議を醸し続けている。その正体を執拗に追うBBC名物記者は、まんまと彼らの罠にはまり、全世界に醜態を晒した。しかし、彼の単刀直入の取材が次第に彼らを追い詰める! 目次 第1章 初めての接触 第2章 靴下と精神の自由との関係は 第3章 真夜中の渡り合い 第4章 一匹オオカミ 第5章 「きみの針は浮いているよ、トム」 第6章 「これがサイエントロジー教会の言葉」なのだ 第7章 「わたし、洗脳されているように見えます?」 第8章 「あいつらは怖がらせたいんですよ」 第9章 死の産業 第10章 繋がれたヤギ 第11章 コンクリートの天使 第12章 「ハリウッド大通りでクソ喰らえ!」 第13章 「誰かいますか」 第14章 『暴かれたパノラマ』 第
紹介 阪神淡路大震災はもとより、兵庫県を襲った地震・水害などの惨禍の際に在日コリアンはどう対処したのか。膨大な資料を戦前まで渉猟し、極限的な状況のなかで見られた日本社会と在日コリアンの軋轢や共助・共生の姿を描き出す。 目次 はじめに 第一章 躊躇なきジェノサイド【一九二三年 関東大震災】 ・関西地方での震災報道 ・神戸が発信源となった朝鮮人暴動デマ ・「朝鮮人襲来」デマの背景 ・兵庫県における官警による朝鮮人への対応 ・「朝鮮人はテロ集団」と煽るマスコミ報道 ・「朝鮮人襲来」を冷静に検証した新聞の役割 ・震災後、神戸における朝鮮人の動向 ・朝鮮人による震災時の救援活動 ・関西在住朝鮮人による震災募金活動 ・一般民衆による朝鮮人虐殺の意味 ・関東大震災と阪神大震災 ・国家と災害 ・悲劇を繰り返さないためにも 第二章 焔の中、命を懸けた救出劇【一九二五年 北但大震災】 ・円山川改修工事 ・大震
東京メトロ丸ノ内線で約40年使われた後、海を渡ってアルゼンチンの地下鉄となった「赤い電車」4両が、日本に帰郷した。27日、報道公開された。昔ながらの機械式の車両。今後は、メトロの若い社員が電車の仕組みを学ぶ素材として活用するという。「第3の人生」が始まった。 丸ノ内線開業から3年後の1957年にデビューした「500形」。メトロの前身の帝都高速度交通営団の理事がロンドンに出張した際、機内で買ったたばこの缶の赤色を気に入り、真っ赤な車体に銀の波が描かれたデザインになった。96年に引退するまで丸ノ内線の顔として親しまれた。 新型車両への切り替えで引退が決まったものの、まだ十分走行できると考えたメトロが、鉄道雑誌に譲渡広告を出した。アルゼンチンのブエノスアイレスに支社を持つ貿易会社から「現地の地下鉄が状態の良い中古車両を探している」と情報が寄せられ、交渉の末、131両を譲った。 帰郷することになっ
<kyoiku no mado> 頭髪が生まれつき茶色なのに学校から黒く染めるよう強要されたとして、大阪府立高3年の女子生徒(18)が府に損害賠償を求めた訴訟を巡る報道に関連し、学校での頭髪指導について読者から感想や意見が多く寄せられた。現役の高校生や、かつて子どもが指導を受けた保護者らの声もあった。一部を紹介し、頭髪指導のあり方について考えたい。
「学び合い教育」で互いに勉強を教え合う生徒たち=福岡市博多区の市立東光中で2017年11月21日、森園道子撮影 学校で生徒が教師に暴力を振るって逮捕される事件が後を絶たない。福岡市では9月、男子生徒が教室で男性講師に暴行する様子を撮影した動画がインターネット上に流出し、男子生徒が逮捕される事件もあった。文部科学省は学校内で暴行などの犯罪行為があれば警察と協力して対応するよう指導するが、教育現場は生徒の将来と校内秩序をてんびんにかけて苦悩している。 福岡市の私立高校では9月、1年の男子生徒が授業中に新任の男性講師から注意されて激高し、講師の背中を数回蹴ったり胸ぐらをつかんだりする暴行を加えた。その一部始終を同級生が撮影した動画がインターネット上に流出したことで事件が発覚。高校は被害届を出し、福岡県警が傷害容疑で男子生徒を逮捕する事態となった。
西洋との知的交流の源 欧米の有力大学図書館には、日本関係の貴重資料を所蔵するところが少なくない。英国ケンブリッジ大学図書館もその一つである。本書は、長年同館に勤務した著者がその古典籍コレクションを分析し、近代的な方法論に基づく日本研究がいかに創始されたのかを考察している。 コレクションの中核をなすのは、幕末・明治期に活躍した日本通の外交官アーネスト・サトウらの膨大な蔵書である。サトウは英国人であるが、日本人との混血と誤解されるほど、日本語を巧みに使いこなした。サトウの膨大な蔵書には、平田篤胤(あつたね)、本居宣長らの国学・神道関係の文献が数多く含まれ、彼自身による書き込みまで残されている。著者は、サトウが江戸時代に発展した国学について学ぶことで、日本社会の基層への理解を深め、さらにはその研究成果を英語で世界に発信することによって、日本研究の先駆者の一人となったと指摘している。 本書の分析を
来年度から京都学園大理事長に就任する精密小型モーター大手、日本電産(京都市南区)の永守重信会長兼社長が25日、同大京都太秦キャンパス(右京区)で講演会を行った。永守氏は高校生や保護者ら約500人を前に、社会で求められる人材育成の重要性を強調し、将来的な付属高校設置も視野に「大事なのは学校教育だ」と述べた。 永守氏は「自らの未来を拓くために〜高校生へのメッセージ〜」というテーマで講演。日本電産に入社してくる新人社員が英語が話せなかったり、経済学部出身でも経済を理解していなかったりしたことなどを指摘し、「入社後に育てるのではなく、大学で教育して即戦力で入社してもらう必要がある」と説明した。 また、同社の採用試験では弁当を早く食べた学生から採用したことがあると明かし、「速く食べられる人は決断力や行動力が備わっており、仕事ができる人の条件は決断力と行動力だ」と語った。 永守氏は一貫して学校教育の重
26日に投開票された千葉県市川市長選は、立候補した無所属の新人5人がいずれも当選に必要な法定得票(有効投票数の4分の1)に届かず、公職選挙法に基づいて再選挙が行われることになった。 総務省によると、首長選で法定得票に届かずに再選挙となったのは、今年1月の鹿児島県西之表市長選や2003年の札幌市長選などの例がある。再選挙は、2週間の異議申立期間後、50日以内に行われる。届け出からやり直すため、新たな候補が出馬することもできる。 市川市長選は、全国で4番目に多い待機児童対策などを争点に混戦となり、最多得票の候補も2万8109票にとどまり、当選に必要な2万9770票に届かなかった。当日有権者は39万3815人。投票率は30・76%(前回21・71%)だった。 ◇ 28,109村越 祐民 無新 〈共〉〈由〉〈社〉〈民〉 27,725坂下 茂樹 無新 〈自〉 26,128田中 甲 無新 20,33
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