ドイツのオペラ歌手・指揮者のペーター・シュライヤー氏(2011年9月24日撮影、資料写真)。(c)Peter Endig / dpa / AFP 【12月27日 AFP】20世紀を代表するリリック・テノールとして広く知られるドイツのオペラ歌手・指揮者のペーター・シュライヤー(Peter Schreier)氏が25日、出身地のドレスデン(Dresden)で亡くなった。84歳だった。同氏の秘書が26日、明らかにした。長い闘病生活を続けていたという。 【写真特集】2019年に亡くなった海外の著名人 シュライヤー氏は2000年に、舞台で恋する若者を演じるには年を取り過ぎたという理由により65歳でオペラから引退したが、数年間はリサイタルを続けた。その後は健康状態が悪化するまで、教育活動と指揮に専念した。 ドイツ各社の報道によると、シュライヤー氏は背中や腰に問題があり、糖尿病を患っていた。 シュライヤ