図書館側の説明を基に作成した、オプトイン方式と、履歴の照会・削除に関する図。なお、ライブラリーカード発行者のうち兼任講師と通信教育部生は、利用資格喪失から1年間は履歴を保持しその後破棄する。卒業生やキャンパス周辺の住民、山手線沿線私立大学コンソーシアム利用者などの学外者は利用資格喪失時に履歴を破棄する。 本学図書館は、利用者の貸出と返却の履歴を保存する新システムの導入を急いでいる。図書館側からは利用者のプライバシーを軽視した言動が目立つ。今年4月に開かれた法学部教授会と図書館側との話し合いでは、図書館側から「貸出履歴は漏洩しても大きな問題にはならない」という発言があったことが大学関係者への取材でわかった。今月27日の学部長会議で導入の可否が決まる見通しだ。 本システムをめぐっては、本紙が3月5日に報じたとおり2013年頃に学部長会議で「必要なら履歴を警察に提出する」という発言があった。