【読売新聞】 【ロンドン=深沢亮爾】英国防省は9日、ロシアがウクライナで高い殺傷能力を持つ燃料気化爆弾を使用したことを認めたと発表した。気化爆弾は、液体燃料を気化させて周囲の酸素を巻き込んで高温爆発を起こすもので、民間人が被害を受け
(CNN) ウクライナのジャーナリストは10日までに、ロシアが強制併合したウクライナ・クリミア半島から北方にある同国南部ヘルソンへ向かって進む、装甲が施された9両編成の軍用列車の映像を撮影し、インターネット上で公開した。 CNNはこの映像の地理的な位置情報を把握し、内容は本物と確認した。 映像は、クリミア半島から北東へ約20マイル(約32キロ)、ウクライナ南東部メリトポリ市から南西へ55マイル離れた小さな町を通過する際に目撃者が撮影した。メリトポリは現在、ロシア軍の制圧下にある。 一部の列車車両には「Z」の文字が記され、少なくとも2両は砲門などの射手に使われていた。また、別の2両は平らな荷台を持ち、1両にはカバーがかけられた軍用車両とみられるものが積まれていた。 映像には女性がロシア軍部隊に浴びせる罵声(ばせい)も収められ、「ウクライナに栄光あれ」の言葉も聞かれた。 ロシアの国営テレビ「第
(CNN) 男子体操大会の表彰式で戦争支持を意味する「Z」マークを着けてウクライナ人選手の隣に立ち、国外で広く批判されたロシアのイワン・クリアク選手(20)が、もう一度機会があれば「全く同じことをする」と語った。ロシア国営メディアが伝えた。 クリアク選手は先週末、カタール首都ドーハで行われた体操ワールドカップ(W杯)に出場した際、この「ショッキングな行為」について国際体操連盟(FIG)から非難されていた。 クリアク選手は「Z」マークをレオタードにテープで貼った状態で、ウクライナのイリア・コフトゥン選手と並んで表彰台に立った。コフトゥン選手は5日の平行棒で金、クリアク選手は銅メダルを獲得した。 「Z」マークはウクライナで作戦を行うロシア軍の戦車や車両に表示されていることから、ウクライナ侵攻への支持を示すシンボルになってきた。 SNS上のプロパガンダ動画には、「Z」マークをあしらった服を着たプ
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けて、欧米の企業がロシアでのエネルギー事業から撤退することを表明する中、大阪ガスの藤原正隆社長は記者会見で、ロシアからのLNG=液化天然ガスについて、ガスを安定供給する観点から当面輸入を続ける考えを示しました。 ロシアの軍事侵攻で、欧米の石油大手が極東サハリンでの石油・天然ガス事業から撤退することを表明するなど、エネルギー分野でロシアに厳しい姿勢をとる動きが強まっています。 LNG全体の4%をロシアから輸入している大阪ガスの藤原正隆社長は、10日の記者会見で「われわれ1社で判断できることではなく、政府の方針や取り引き先の動きなどを見守っていきたい」と述べ、ガスを安定供給する観点から当面輸入を続ける考えを示しました。 そのうえで、藤原社長は「仮にロシアからの輸入ができなくなった場合は、ほかの国からLNGを持ってくるなどの対応を検討するが、選択肢はそれほど
ウクライナ侵攻と芸術家の姿勢 文:池上輝彦 ロシアのウクライナ侵攻がクラシック音楽界を揺るがしている。プーチン大統領の支持者で長年親しい関係にあるロシアの巨匠ワレリー・ゲルギエフ氏は、欧米での主要公演を降板し、独ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者の座も追われた。一方、反戦を訴えるロシア出身の音楽家も相次いでいる。「ロシア排斥」では割り切れない。多民族が複雑に入り組み、専制主義対民主主義の様相も呈する中で、音楽は常に市民の側に立つはずだ。それを見極める必要がある。 キエフのテレビ塔とショスタコーヴィチ 3月1日、ウクライナの首都キエフのテレビ塔から赤黒い巨大な噴煙が巻き上がった。ロシア軍のミサイル攻撃を受けたバビ・ヤールというその地区は、ショスタコーヴィチの音楽を愛する人たちにとって特別の意味を持つ。ナチスドイツ占領下のユダヤ人大虐殺を扱った彼の衝撃作「交響曲第13番『バビ・ヤ
文庫解説の知られざる世界 2022.03.09 公開 ツイート 「解説者索引」で“編集者の驚きと困惑の所産”文庫解説にもっと光を! 志儀保博 文庫解説の書く側の気持ち、実際に収録された解説の文章を紹介してきましたが、依頼する編集者は文庫解説をどんなふうに捉えているのでしょうか? 1997年に創刊した幻冬舎文庫の2代目編集長を務めた志儀保博からの寄稿です。 意外な名前がずらりと並ぶ解説者索引 文庫の編集に携わる者にとって、解説の原稿依頼はつきものだが、正直これはなかなかデリケートで悩ましく難儀な仕事だ。作家のほうから、わりと気軽に「◯◯さんに依頼してほしい」と言われることが多いが、その◯◯さんが、「えっマジですか!?」とこちらが絶句するような大御所の大先生だったり、つきあいのまったくない強面の作家だったり、彼女がものした文章を1度も見たことのないアイドル歌手だったり(断られた)、刑務所で服役
砲撃を受けたウクライナ第2の都市ハリコフ(2022年3月3日撮影)。(c)Sergey BOBOK / AFP 【3月10日 AFP】米政府は9日、ウクライナの生物兵器開発計画を米国が支援しているとのロシア側の主張を否定するとともに、逆にロシア側が生物兵器を近く使用する恐れがあるとの認識を示した。 米国務省のネッド・プライス(Ned Price)報道官は声明で「ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)は、米、ウクライナ両国がウクライナで化学・生物兵器計画を実行しているとの偽情報を意図的に広めている」と批判。ロシア側としては、言いがかりをつけておいて、実際には自らがウクライナでそうした兵器を使用することを正当化しようとしていると分析した。 ジェン・サキ(Jen Psaki)米大統領報道官も、ロシア側の主張を「ばかげている」と一蹴。「ロシアがこうした言いがかりをつけてきたからには、自分たち
9日に投票が行われた韓国大統領選挙で当選した保守系の最大野党「国民の力」のユン・ソギョル(尹錫悦)氏が記者会見を開き、冷え込んでいる日本との関係について「ひざを突き合わせて取り組む必要がある」として、関係改善を進める考えを示しました。 9日の韓国大統領選挙は、保守系の最大野党「国民の力」のユン・ソギョル氏が48.56%の得票率を獲得し、革新系の与党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)氏を0.73ポイントの僅差で破って当選しました。 得票率の差は、1987年の民主化以降に行われた大統領選挙では、最も小さいものとなりました。 ユン氏は当選を受けて、午前11時から記者会見を開き、国民に対して「皆さんからの支持と声援のおかげで、政治の初心者である私がここまで来ることができた。これからも国民だけを信じて、国民の意に従っていく」と述べました。 また、ユン氏は外交や安全保障の政策に言及し、このうち核
ロシアの航空会社が国際線の運行を取りやめる中、国はロシア国内に滞在する日本人に対して、今後、移動手段が一層制限されるおそれがあるとして、出国の検討を求めています。 一方、ロシアから日本に帰国するルートや便は限られていて、チケットが高騰したり取りにくくなったりしています。 国土交通省によりますと、日本とロシアを結ぶ国際線の定期便は、先月の時点で、羽田とモスクワを結ぶ便が週に2往復、成田とウラジオストクを結ぶ便が週に1往復運航していました。 しかし、日本航空は先月下旬から、ロシアの航空会社2社は今月に5日に出発した便を最後に運航を取りやめていて、ロシアと日本を結ぶ直行便はなくなりました。 また、ロシアとヨーロッパ各国を結ぶ便も欠航になっているため、帰国のルートは主に中東のドーハやドバイを経由するルートなどに限られているということです。 国土交通省によりますと、これらの便についても新型コロナウイ
東日本大震災、東京電力福島第1原発事故から11日で丸11年を迎える中、避難指示が出るなどした12市町村のうち9市町村が「風化」を実感していることが福島民友新聞社のアンケートで分かった。本年度から「第2期復興・創生期間」に入るなど復旧・復興が着実に進む一方、各市町村とも教訓の「伝承」を課題に挙げた。 風化を「実感する」と回答したのは田村、南相馬、川俣、富岡、川内、大熊、双葉、浪江、葛尾の9市町村。唯一全町避難が続く双葉町の伊沢史朗町長は「いまだに全町避難している自治体があることを知らない人が多い」と訴え、「町自らがこの状況を発信していく」と強調した。南相馬市の門馬和夫市長は「報道などで取り上げられる機会が減り、復旧・復興が既に完了していると受け止められる」と懸念を示した。 各市町村は伝承施設や記録誌、語り部の確保など伝承に向けた取り組みを進めているが、大熊町の吉田淳町長は「震災を経験した職員
原子力規制委員会の更田(ふけた)豊志委員長は9日の衆院経済産業委員会で、日本国内の原発がミサイル攻撃を受けた場合、「放射性物質がまき散らされることが懸念される。現在の設備で避けられるとは考えていない」との見解を示した。ウクライナを侵攻したロシア軍が原発を攻撃したことを受けて質問した立憲民主党の山崎誠氏に対する答弁。 国内の原発を巡り、政府はテロ対策を進めているとは説明してきたが、軍事的な攻撃に対する危険性は明言してこなかった。更田氏は経産委で「2国間の紛争による武力攻撃を(安全上の)審査などで想定していない」と説明。原発が占拠されれば「コントロール全体を握られる。その後はどんな事態も避けられない」と指摘した。 鬼木誠防衛副大臣はミサイル技術の向上により迎撃が難しくなっているとして「敵基地攻撃能力を含めてあらゆる選択肢を排除せず、現実的に検討していく」と答弁。山崎氏は「地震やテロ、そして今回
トラベルミステリーの第一人者で「十津川警部」シリーズで知られる作家の西村京太郎さんの死去を悼み、湯河原町は15日まで町立図書館1階に記帳所を設けている。 西村さんは病後のリハビリで…
9日投票が行われた韓国大統領選挙で、保守系の最大野党のユン・ソギョル(尹錫悦)氏が当選し、5年ぶりに保守政権が誕生する見通しとなりました。 ユン氏は「国民の皆さんが導いてくれたように、私も国民だけを見つめ国民に仕える」と述べて勝利宣言しました。 韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領の任期満了に伴う第20代大統領選挙の投票は、9日夜7時半に締め切られ、10日朝まで開票作業が続けられました。 中央選挙管理委員会によりますと、10日午前6時すぎに開票率が100%となり、得票率は、 ▽保守系の最大野党「国民の力」のユン・ソギョル氏が48.56%、 ▽革新系の与党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)氏が47.83%となっています。 公共放送のKBSは午前4時半すぎ、出口調査の結果や開票状況などに基づいて「ユン氏が当選した」と伝えました。 ユン氏はソウル出身の61歳。 2019年にムン・ジェイン大
週刊文春オンラインによって映画監督・榊英雄氏による「性行為の強要」が報道されました。被害に遭われ、長年苦しんでこられた被害者の方々に心からのお見舞いを申し上げます。加害者の近くにいながら犯罪的な行為を止めることが出来なかったことを深く陳謝いたします。 榊氏と自分は、俳優とカメラマンという関係性で20年以上前に知り合いました。監督とカメラマンという形でタッグを組むようになったのは2013年頃からです。以降ドラマ、Vシネ、ピンク映画を含めた商業映画、MV等多数担当させていただきました。撮影現場ではお互いを尊重し合い良い仕事が出来ていると思っておりました。 いつ頃からか「榊監督は女グセが悪い」などの噂が聴こえるようになりましたがあまり気にはとめませんでした。2016年11月、『生きる街』という映画を宮城・石巻市で撮影中に榊氏の名前は伏せられていましたが、オーディションと称したわいせつ行為を「週刊
そしてその後、週刊文春で少しだけ取材を受けました。 「性被害」映画監督による性加害を女優が告発 脚本家からも疑問の声 https://bunshun.jp/articles/-/52554 ブログを書いてから今日まで、短い期間でしたがいろんなことを考えたし思うことがありました。記録として、ここに残しておこうと思います。クソ長いし、性暴力のことだけど無駄に悲しそうに書きません。世間にある被害者像に合わせません。ご了承ください。うまくまとまらないんです。12000文字あります。 まず、2月11日にブログを書きました。友人たちと一緒に映画を作っていまして、その中で「映画界や芸能界で自分が受けた性暴力」について、色々と意見とか事実とかを脚本を作って行く中で出し合っていたところでした。 その時に、報道されている榊英雄氏についての話も出ました。脚本を書いてくれている子には、当時もこの榊氏との話をしてい
Netflixのエージェント物語を観ています。 シーズン2の最後、カンヌ映画祭での俳優(女性)のスピーチが最高です。 ドラマ自体のテーマが特別そうではなくても、海外ではこのように話の中で女性の権利に関する話題が出てくるドラマや映画がたくさん作られていきます。 https://www.netflix.com/jp/title/80133335 日本ではどうでしょうか。 性暴力の定義が、内閣府の男女共同参画局のHPに書かれています。 性犯罪・性暴力とは いつ、どこで、だれと、どのような性的な関係を持つかは、あなたが決めることができます。望まない性的な行為は、性的な暴力にあたります。性的な暴力は、年齢、性別にかかわらず起こります。 また、身近な人や夫婦・恋人の間でも起こります。 内閣府 男女共同参画局 地位関係性を利用した性行為の要求 今、フェミニズム映画を作っています。その中で「地位関係性を利
3月25日から公開予定の映画「蜜月」。同作のメガホンを取った人気映画監督の過去の女優たちへの行動を巡り、同作の脚本家から製作側に見解を問うメールが出されていることが「週刊文春」の取材で分かった。 俳優と映画監督の二刀流で活躍 映画「蜜月」では、主人公・美月役を人気女優の佐津川愛美が務め、義父役を板尾創路、夫役を永瀬正敏が演じている。「家庭内の性被害」にスポットを当てた作品だ。3月8日に完成披露上映会が行われたが、佐津川が登壇すると同時に感極まって泣きだす一幕もあった。この日は「国際女性デー」だったこともあり、佐津川はすべての女性たちに向けて「まだまだ生きにくい時代だと思うけど、それを解決していくのは(それぞれ)自分自身かなという思いがある」などと語り、公開を前に話題を集めている。
岐阜県可児郡御嵩町の産業廃棄物処分場問題の顛末(てんまつ)を記した昨年2月出版のノンフィクション本を巡り、町立図書館が「内容にプライバシー侵害の恐れがある」ことを理由に貸し出しを止めていることが9日、分かった。筆者の全国紙元記者から取材を受けた渡辺公夫町長が内容を批判しており、同館は蔵書にするかどうかの判断を保留している。近隣図書館からの本の取り寄せにも対応していなかった。 同日の町議会定例会一般質問で明らかになった。町立図書館を管轄する町教育委員会は「蔵書の扱いは改めて検討する」と説明。本の取り寄せの要望には「今後は対応する方向で検討したい」と話した。 町教委によると、同館は筆者から本の寄贈を受け、蔵書に入れる手続きを進めていたが、渡辺町長が昨年3月の町議会で「あんなでたらめを(図書館に)置くわけにいかん」と発言。庁内で著者への抗議を検討する動きも見られたため、蔵書には入れず、倉庫に保管
ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領/Ukrainian President Volodymyr Zelensky (CNN) ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は8日、テレグラムに投稿したビデオ演説で、ロシアによるウクライナ侵攻を「戦争」と呼ばないよう職員に通知したとする国連の内部メールに関する報道に言及した。 ゼレンスキー大統領は「国連がロシアの侵攻を戦争とみなしていないと伝えたニュースを見た人もいるかもしれない。そのことに多くの人が憤っている。ウクライナだけではない」と強調した。 さらに、「我々のチームには感謝している。我々は全てをはっきりさせ、『国連組織にうそはない』という言質を得た。侵略者に同調はしない。この場で『戦争』という言葉が聞かれるだろう。なぜならそれが真実だからだ。世界中の誰であれ、我々の国民、我々の子どもたちの苦しみと殺害を無視することは許さない」と
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ウクライナにあるチェルノブイリ原子力発電所について、ウクライナのクレバ外相は9日午後、電源が失われたとツイッターに投稿しました。 IAEA=国際原子力機関はツイッターへの投稿でウクライナ側から報告を受けたとしたうえで「安全性への致命的な影響はない」としています。 ロシア軍が占拠しているウクライナ北部にあるチェルノブイリ原子力発電所について、ウクライナのクレバ外相は現地時間の9日午後2時ごろツイッターでの投稿で、外部からの電源供給が失われたと投稿しました。 このなかでクレバ外相は「ロシア軍に占拠されているチェルノブイリ原子力発電所への唯一の送電設備が損傷して、すべての電力供給が途絶えた。電力供給を復旧させるためロシアがただちに攻撃をやめるよう国際社会は求めてほしい」としています。 また「予備のディーゼル発電機で48時間は電力が維持できるが、その後は使用済み核燃料の冷却システムがストップするだ
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