旧日本海軍が建設した出雲市の「大社基地」について、市は、跡地で進めている調査の結果などを市民に説明する見学会を開きました。 「大社基地」は、旧日本海軍が太平洋戦争末期の昭和20年に、出雲市斐川町に建設したもので、長さ1700メートルの滑走路のほか、周辺には爆弾庫などの関連施設が整備されました。 現在、基地の跡地では、民間の事業者が宅地開発を計画していて、市は、これにあわせた道路整備や平和学習に活用するための調査を進めています。 4日は、跡地が一般に公開され、この中で、市の担当者は滑走路の構造について、縦5メートル、横10メートルの板状のコンクリートがあわせて1800枚敷き詰められていることや厚さ10センチのコンクリートの舗装の下には、さらに厚さ10センチの盛土があることなどが調査で明らかになったと説明しました。 また、建設工事の作業員のものとみられる足跡がコンクリートの一部から見つかったこ
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