横浜市の旧市庁舎(同市中区)の建物を約7700万円で売却するのは不当などとして、市民団体「横浜市民の財産を守る会」が21日、売買契約と土地貸し付け契約の締結中止を求めて山中竹春市長に要望書を提出した。 山中市長は16日の市会本会議で「…
「もう、何年も前から気になっていたのですが」という疑問が、横浜市南区の男性会社員(53)から「追う! マイ・カナガワ」取材班に届いた。伊勢佐木町(横浜市中区)の有隣堂本店にある絵が「作者名もタイトルも見たところありません。どんな経緯で飾られたのかも気になります」という。 “ハマっ子の本棚”とも言える有隣堂本店に掛かる絵の正体は? 1909(明治42)年、現本店と同じ伊勢佐木町(現横浜市中区)で創業した有隣堂。今では神奈川・東京・千葉に約40店舗を展開する老舗書店チェーンだ。 戦火で伊勢佐木町の店舗を焼失し、進駐軍の占領によって野毛の仮店舗で営業を余儀なくされていたが、56年、創業の地に地下1階、地上4階(後に5階を増築)の本店ビルを竣工(写真【1】)。 「大理石を貼り、エレベータを備えた国内初の本格的専門店ビル」として、ハマの戦後の復興を象徴する建物だった。
「もう、何年も前から気になっていたのですが」という疑問が、横浜市南区の男性会社員(53)から「追う! マイ・カナガワ」取材班に届いた。伊勢佐木町(横浜市中区)の有隣堂本店にある絵が「作者名もタイトルも見たところありません。どんな経緯で飾られたのかも気になります」という。“ハマっ子の本棚”とも言える有隣堂本店に掛かる絵の正体は? 謎の絵があると聞き、文化部で美術を担当して10年になる下野記者が、有隣堂本店に足を運んだ。正面玄関を入って左側、高い位置の壁に、確かに大きな絵が飾ってある(写真【1】)。 全体的にくすんだ茶系の画面。右側に足を交差した人物、左にはテーブルと椅子。テーブル上に丸い花瓶、白いポット、果物、魚の載った皿などが並ぶ。テーブルは真上からの視点だが、ポットは横から。人物も簡略化された線で描かれている。20世紀初頭に流行したキュービズムと呼ばれる前衛美術に特徴的な表現で、ピカソの
横浜市会第3回定例会が10日開会し、8月末の市長選で初当選した山中竹春市長が所信表明演説を行った。市長は「IRの誘致の撤回をここに宣言する」と述べ、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の事業者選定のプロセスを直ちに中止する考えを強調した。その上で「… 所信表明演説をする山中市長=横浜市会本会議場 [写真番号:822151] この写真に関するお問い合わせ 理事者席で副市長ら幹部と話し合う山中市長(右端)=横浜市会本会議場 [写真番号:822181] この写真に関するお問い合わせ 理事者席で平原副市長と話し合う山中市長(右端)=横浜市会本会議場 [写真番号:822182] この写真に関するお問い合わせ
「自宅近くのショッピングセンター脇に大きな切り株らしき擬木がある。住んで24年になるが何のためにあるのか、謎のままです」。横浜市港北区の男性公務員(54)から「追う! マイ・カナガワ」取材班に情報が寄せられた。同区は記者が学生時代に暮らした街。懐かしい風景に思いをはせながら現地へ向かった。 綱島街道と県道荏田綱島線の交差点近く。以前は旧松下通信工業の大規模工場が立っていたが、今は2018年にオープンしたショッピングセンター「アピタテラス横浜綱島」がそびえ立つ。都心へのアクセスも優れ、近年はマンションも増えた。 十数年前とは景色が変わって探すのに少し苦労したものの、ショッピングセンターをほぼ1周したところで、巨大な「擬木のオブジェ」を発見した=写真①。
ホームレスが滞在する場所に張り紙が掲示されている馬車道駅コンコース=7月、横浜市中区 みなとみらい線の馬車道駅で、ホームレス排除の動きが顕在化していることが22日、関係者への取材で分かった。近くのマンション住民らから苦情が相次ぎ、鉄道事業者は居座らないよう求める大量の張り紙を掲示。同様の苦情を受けた横浜市も静観を続けていた。支援団体は「排除すべきはホームレスではなく、人を人として見ない浅はかな考え方だ」と反発、社会的弱者への人権意識が揺らいでいる現状に警鐘を鳴らしている。 県内の路上生活者719人 調査開始以来最少に 「駅構内で新聞紙や段ボール、私物等を置いて居座ることは、駅をご利用されるお客さまへのご迷惑となるのでおやめください」 馬車道駅コンコースに滞在するホームレスの周囲には、1人につき大小3枚ほどの張り紙が貼られている。みなとみらい線を運営する第三セクター・横浜高速鉄道が、6月中旬
神奈川県内の新型コロナウイルス感染者急増を受け、県が「まん延防止等重点措置」対象区域の全県拡大や政府への「緊急事態宣言」発令要請を検討していることが15日、複数の関係者への取材で分かった。 近く対策本部会議を開き、…
「JR平塚駅のバス乗り場で、点字ブロックの上に人が並んでいる状況を頻繁に見ます」との指摘が「追う! マイ・カナガワ」取材班に寄せられた。 指摘した女性の「改善するにはいったいどこに相談すれば?」との声に、取材を進めると、路線バスに多くを依存するまちの課題が見えてきた。 平塚市はこの問題をどう考えているのだろうか-。問い合わせると、市は現地調査を行って整列テープの有無などが書かれた地図も制作して取材に応じた。 同市交通政策課によると、市は2005年から平塚駅周辺を「重点整備地区」とし、高齢者や障がい者が利用しやすいまちづくりに取り組み、北口のロータリーは09年にバリアフリー仕様に再整備。14年には当事者団体や交通事業者ともバリアフリー推進協議会を発足させている。 こうした取り組みにもかかわらず、市民らから「点字ブロックの上にバス待ち合いの人が並んでいる」などと苦情が寄せられたことがあり、神奈
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く