今夕、名古屋から訪ねて来られたTさんという建築の専門家とお話しました。4月16日にも住宅に関する説明・相談会でお越し下さった方です。 「ご相談したいことがある」と昨夜ご連絡をいただいてお会いしたのですが、ご相談は、「現在、村の様子はどうですか。私たちが支援するには、どういう取り組みが望ましいか」という趣旨のことでした。 私は非常に嬉しく思いました。というのは、このGWの過程、「調査公害」とでも言いたくなるような光景を連日見てきたからです。 専門家が被災地栄村に関わろうという場合、大別して2つのスタンスがあります。第1は、被災地・被災者の復興に役立つように自分の専門的な知見や技術を 提供するというもの。第2は、自らの専門分野の研究材料としてのみ被災地を見る、あるいは、自らの専門的知見をふりかざし、被災者に自らの考えや技術を押 しつけるようなスタンスです。 <「調査公害」とは> 私が「調査公害