タグ

ブックマーク / www.nwn.jp (8)

  • 紀州徳川家の音楽資料公開

    ベートーヴェン自筆楽譜も 紀州徳川家16代当主、頼貞が収集した西洋音楽関連資料「南葵音楽文庫」が12月3日、和歌山市西高松の和歌山県立図書館と同市吹上の県立博物館で公開された。2万点に及び、デジタル化を終えたものから順次公開予定で、現在は図書館で1600点、博物館で100点を展示している。 資料は昨年、読売日交響楽団から和歌山県に寄託された。ベートーヴェンの自筆楽譜を始め、モーツァルト、バッハ、ワーグナーらの楽譜や書籍、雑誌などがある。 文庫は頼貞の父、頼倫が1902年に設立した私設図書館、南葵文庫の音楽部が起源。頼貞が引き継ぎ、さらに充実させた。32年の閉館後、慶応大学図書館などに保管され、77年以降は同楽団が所蔵。楽団が収集した書籍も1万点にのぼる。 資料のデジタル化を指揮した慶応大学の美山良夫教授は「日で唯一の楽譜が多数ある。頼貞が演奏時の注意点を書き込んだ楽譜など、実物を手にす

    紀州徳川家の音楽資料公開
  • 下津図書館 読者つなぐ伝書バトン

    を借りた人が、読み終えた感想を帯に書き込んでいく「伝書バトン」を、下津図書館(海南市下津町下津)が昨年末に始めた。同館の南方貴美子さんは「伝書鳩がおすすめのをバトンのようにつなぐイメージで名付けました。読んだ人が楽しみながら取り組める。読書の輪が広がってほしい」と願っている。 を通じた交流を生もうと初めて企画した。2階に並ぶ一般書すべてが対象で、カウンターに設置した帯カバー状の紙に、感想や好きなセリフなど自由にコメントを添えてもらう。帯が付いたは、棚の側面に設けられたスペースに陳列。伝書鳩にちなみ、色画用紙で巣箱を模した装飾をあしらった。 現在は10冊ほどに帯が付けられて置かれている。このうち、歴史小説『決戦!関ヶ原』には「7人の作家が7人の武将に目を向けた作品。関ヶ原をいろいろな角度から感じることができた!ウ~ン! !」「関ヶ原の合戦をリアルタイムに生きていた彼ら。この戦いの勝敗

    下津図書館 読者つなぐ伝書バトン
  • 眠れる郷土の宝探せ 小中高調査 新発見次々

    和歌山県内の小中高校が保管する史料の調査を紀伊風土記の丘(和歌山市岩橋)が進めている。2011年の紀伊半島大水害で小学校にあった貴重な農具を失ったのが発端だが、調査する中、学校さえ顧みなかった場所から指定文化財に値する史料が次々と見つかった。その最初の成果をきょう16日(土)から同館で始まる企画展「学校にあるたからもの」で初公開する。藤森寛志学芸員は「昔は住民が貴重な物を寄贈し、学校が地域の博物館になっていた。盲点だった学校の調査が驚きの新発見につながっている」と目を輝かせる。 きっかけは紀伊半島大水害で新宮市の旧敷屋小学校に保存されていた昔の農具が水没し、ガレキとともに処分されたことだった。学校にある文化財の情報が県全体で共有されていないことを反省し、リスト化しようと調査を開始。昨年、全小中高校にアンケートを送り、今年4月から学芸員が30校以上回っている。 主に調査するのは、地域の生活道

    眠れる郷土の宝探せ 小中高調査 新発見次々
  • 夏休みの宿題お助け 和歌山市民図書館にコーナー

    子どもたちが宿題を早めに仕上げるお手伝いをと、和歌山市湊町の市民図書館が児童室に「夏休み宿題お助けコーナー」を開設。自由研究や工作、読書感想文に役立つ約400冊をまとめて展示している。 開館当初から、夏休みに合わせて宿題に役立つを紹介してきたが、今回初めて「自由研究のまとめかた」「図書館のつかいかた」「作文の書き方」「どのをよもうかな?」のテーマを設け、関係するを設置した。 例えば、『名作読書きっかけ大図鑑』『つぎ、なにをよむ?』でに親しむ機会を提供し、紙芝居『図書館へようこそ!』で利用法や館内のマナーを解説する。『かがくが好きになる絵100』『算数がたのしくなるおはなし』『書き出しは誘惑する』など、教科への興味を呼び起こすを並べた。 同館は「夏休みは普段、図書館に来ない子が来る。表紙を見せて展示することで目を引き、を手に取ってもらえるようにと考えています」。 (2016年

    夏休みの宿題お助け 和歌山市民図書館にコーナー
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2016/07/17
    夏の定番(*^^*)。
  • 昔ばなし語りの要点 一冊に 和歌山市民図書館司書 額田さんの講義内容も

    全国で開かれている市民講座「昔ばなし大学」の内容をまとめた『昔ばなし大学ハンドブック』が4月1日にNPO読書サポートから出版された。この講座で土地言葉による語りの講師として活動する和歌山市民図書館の司書、額田美那子さんの講義内容も収録されている。 著者は筑波大学名誉教授で、昔ばなし大学を主宰する小澤俊夫さん。昔ばなしに込められたメッセージや語る際のポイントなどについて解説している。 ニュース和歌山第2、4水曜号掲載の絵紹介欄「えほん日和」を担当する額田さんは、昔ばなし大学の再話者協会会員。今回のハンドブックでは奈良で行った講義の内容が掲載されており、かつらぎ町花園で「おとら婆さまのムカシ」を再話した際のエピソードや、語る際に使う土地言葉について紹介している。「共通語より、土地言葉で語る方が心にスーッと入っていくため、子どもたちのいつきが違う。そんな不思議な力があります。先生や保育士さん

    昔ばなし語りの要点 一冊に 和歌山市民図書館司書 額田さんの講義内容も
  • 図書館総合展(和歌山市民) | ニュース和歌山

  • 未来の市民図書館考えよう 建築士ら有志が「準備室」 母親グループはアンケート

    建築士らが市民団体「みんなでつくろう未来の図書館」を発足させ、2月に「準備室」と名付けたワークショップを始めた。南海和歌山市駅ビルの建て替えに伴い、2019年度に駅ビルへ移転開館する和歌山市民図書館を応援する取り組みで、市民同士のアイデア交換や学習の場を設ける。また、子育て世代の母親が集うNPO法人ホッピングは母親たちの生の声を集め、市に要望書を出した。より市民に近い図書館を求める機運が高まっている。 現在の図書館は1981年、和歌山市湊町に開館。82年度にを借りたのは年間33万5555人だったが、人口減少やコミュニティセンターの図書室の開館で徐々に減少し、2014年度は15万3027人に留まっている。 市は2015年5月に発表した「南海和歌山市駅活性化構想」に、市民図書館の移転を盛り込んだ。交流スペースと子ども主体のゾーンを新設するほか、観光案内所などの機能を持たせる計画で、4階建て

    未来の市民図書館考えよう 建築士ら有志が「準備室」 母親グループはアンケート
  • 真田幸村 人気上昇中 「和歌山市民図書館に特設コーナー」「革製スマホケース」

    1月10日にスタートしたNHK大河ドラマ「真田丸」。主役の真田信繁(幸村)は戦国時代から江戸時代にかけて活躍した信州(長野県)出身の武将で、関ヶ原の戦いでは石田三成側についた。その後は高野山のふもと、九度山で14年間謹慎生活を送り、大坂の陣で徳川家康を苦しめた。幸村ゆかりの和歌山では、和歌山市民図書館が設けた特設コーナーが人気上々。海南市の印刷会社、協和はスマートフォン用のケースを開発した。 和歌山市民図書館 特設コーナーが好評 和歌山市湊町の市民図書館で幸村に関連する書籍を集めた特設コーナー「戦国武将 真田幸村の生きた軌跡」。司書の樋尻敦子さんは「初回放送日の翌日が特に多く借りられ、ここまで反響があるとは驚きました。返却されて棚に戻してもすぐまた貸し出し中になります」と話している。 コーナーは2015年11月、カウンター前に設置した。池波正太郎の長編小説『真田太平記』をはじめ、幸村や戦

    真田幸村 人気上昇中 「和歌山市民図書館に特設コーナー」「革製スマホケース」
  • 1