県立図書館(岡山市北区丸の内)で、県や関連機関が発行した資料の特設コーナーがお目見えした。県行政に関心を持ってもらうためで、戦後歴代知事の紹介パネルとともに並べている。5月18日まで。 約200冊を陳列。 人口や県財政などさまざまな分野のデータが載った「県統計年報」、論戦を収めた「県議会会議録」、県内各遺跡の「埋蔵文化財発掘調査報告書」などを置いている。2010年国民文化祭おかやまのイメージソング「愛の雫(しずく)」の楽譜もある。一部を除き、貸し出す。 戦後に公選となって以降の知事6人のプロフィルや業績をパネル展示。初代公選知事の西岡広吉氏のコーナーでは、「やるぞヤミ退治 築く県政明朗化」と見出しが付いた合同新聞(山陽新聞の前身)のインタビュー記事も並んでいる。 同図書館は「展示資料の大半は書店で販売していないもので、図書館を利用する際に気軽に手に取ってほしい」としている。
古本1冊100円でどうぞ―。岡山県立大付属図書館(総社市窪木)が8〜11日、蔵書約2千冊を販売する「図書リユース市」を開く。重版や改版で不要となった廃棄予定図書を地域で活用してもらおうと企画した。 2010年度から開いており3回目。県内では公立図書館が同様の取り組みを始めているが、大学が市民を対象にするのは珍しい。 同大は保健福祉、情報工学、デザインの3学部。蔵書には専門書が多く、情報の鮮度を保つため内容が現状にそぐわなくなれば随時最新版と入れ替え、除籍、処分してきた。 だが「十分読める本も多い。もったいないので対策を探っていた」と同図書館。全国の国公立大に問い合わせ、島根大、鹿児島大などが先行するリユース市を試験的に取り入れたという。 第1回、第2回(11年度)はいずれも用意した約4千冊のうち3分の1を売却。今回は「介護福祉学習事典」「パソコンと統計処理の基礎知識」といった専門書のほか学
岡山市の大森雅夫市長は21日、JR西日本本社(大阪市)を訪ね真鍋精志社長と初めて会談。中心市街地の回遊性向上に向け、岡山駅東口広場への路面電車乗り入れについて検討を進めたい意向を伝えた。真鍋社長は一定の理解を示し、今後も協議を継続していくことで一致したという。 会談は両トップに双方の担当者が加わり約30分間、非公開で行われた。 会談後、取材に応じた大森市長によると、市側は同駅南で着工した大型ショッピングセンター・イオンモール岡山の開業が11月に迫り、中心市街地の回遊性向上が重要課題になっている状況を説明、乗り入れへの理解を求めた。 これに対し真鍋社長は、乗り入れはJR利用者の利便性アップや地域活性化につながるとの見方を示す一方、多方面との調整が不可欠と指摘。「議論を続けていくことが必要」と述べたという。 大森市長は会談を踏まえ「JR西との間では、乗り入れ話は土俵に乗った。一歩前進だ」と話し
サッカー女子・なでしこリーグ、岡山湯郷ベルの10人近い選手が、今季開幕(3月下旬予定)を前に退団する見通しであることが18日、分かった。チームは開幕に向けて19日に練習を開始する予定だが、メンバーは11人に満たない非常事態となりそうだ。 既にGK池ケ谷夏美(23)とMF横山久美(20)の移籍が決まっており、さらに移籍や引退選手が出る模様だ。その中には複数のレギュラークラスが含まれているとみられる。今後、移籍などで何人かを獲得し、開幕までに11人以上はそろえられる見込みというが、戦力ダウンは必至。2年連続リーグ3位となり、今季こそ悲願の日本一が期待されたが、一転して窮地に立たされた。 湯郷ベルは、過去にも10人前後の大量退団はあったが、その分を大学、高校の新卒者を中心に補ってきた。ただ、ここ数年は思うように補強できておらず、2010年以降に新加入した選手もほとんどが退団。チームになじめないま
瀬戸内市教委が邑久郷土資料館跡地(同市邑久町尾張)で2015年夏の開館を目指す新市立図書館について、市民が在り方を考える「としょかん未来ミーティング」が10日夜、市役所であった。市民向けに初めて示された配置の素案を基に、意見や要望を出し合った。 約30人が参加。設計業者(東京)が「知と学びと出会いをはぐくむ『まちの広間』」とするコンセプトや、隣接する中央公民館との間に中庭を設けたり、内装に木材を多用して優しい雰囲気を出したりと特徴を説明した。 参加者は7班に分かれて図面を検討。「児童図書エリアのトイレは大人も利用できるようにして」「2階にも図書検索機器を」「学習室に一人席を設けては」など活発に意見交換した。業者や市教委の職員は各テーブルを回って耳を傾けた。 新図書館の整備は、県内最低水準とされる市立図書館の充実が狙い。市教委は今回の意見や市議会での議論を踏まえ、11月中に基本設計を策定する
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