はしがき プロローグ:『アウト・サイダー』の世界 第I部 読み書きができるということ 第一章 現代社会におけるリテラシー問題:米仏の事例から 1 リテラシーとは何か 2 伝統的リテラシー:聖なるテクストを読むこと 3 スキルとしてのリテラシー 4 文化的リテラシー 5 リテラシー神話から機能的リテラシーへ 6 生きるための文字:『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』から 第二章 「文盲」という物語:二人の羊飼いの自伝から 1 放浪の羊飼いから宮廷付き学者へ:デュヴァルの物語 2 父の教えから作家たちの教えへ:ガヴィーノ・レッダの遍歴 3 「文盲」の読み書きと啓蒙思想 第II部 文字をめぐる思想 第三章 啓蒙の光の中で:神の書物から人間の書物へ 1 世界という書物:コメニウスの「小さな書物」をめぐって 2 ルソーとコンディヤック:二つの透明な文字 第四章 自然言語と文字:聾教育と手話の発見