日曜コラムです。こんばんは。 最近発生したSonyBMGの 「XCP事件」 は既に多くの方々がご存知のこと でしょう。音楽CDに新しいタイプのプロテクトを掛けようと採用したのが「XCP」 という仕組みでしたが、それがこともあろうに rootkit と呼ばれるハッキング 手法と同じ隠蔽方法を用いて人知れず自動インストールされ、その隠し穴が 他のマルウェアに悪用される可能性まで残してしまった、という事件です。 海外では既に、これが 「犯罪」かどうか、という議論まで発生しています。 ■“スパイ的コピープロテクト”の波紋 http://www.itmedia.co.jp/news/topics/xcp.html SonyBMGはおそらく、このプロテクト手法がここまで拒絶されるべき性質の ものであることなど、導入当時には全く理解していなかったでしょう。 自分たちの音楽データを「悪どいリスナーたち」に