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ブックマーク / cruel.org (7)

  • 大森望(とそれを敵視する人々)についてぼくが知っていた二、三のこと:1980年代からの遺恨とは

    大森望(とそれを敵視する人々)についてぼくが知っていた二、 三のこと:1980 年代からの遺恨とは (v.1.3) 山形浩生 * † 2015 年 12 月 21 日 概要 2014 年春に大森望が、SF 作家協会への入会を否決されたのは、 『オルタカルチャー日版』に掲載され たセクハラと称される替え歌作成への関与を一部の人が確信しているからとも言われる。実際にはそうした 関与を裏付ける証拠はない。だがそうした人々の確信の背景には、かつて巽孝之が大森望のある文章にプラ イドを傷つけられたことがあるとされる。ではそのプライド損傷はどのように発生したのか? 稿は、1980 年代の巽・岡『一九八四年』論争と、大森・永瀬サイバーパンク論争をふりかえりつつ、 今日のわだかまりに到る道筋を山形なりに検討する。その直接の原因は、山形が知る限りたったひと言では あった。でもその背後には、1980 年

  • ツイッターのhga02xxって、あれホントにあの日垣隆なのか??!!- Irresponsible Rumors 2011

    最近の噂 風の噂ではございますが…… なお、リンクする場合には各コメントの日付のあとにある「id」をクリックすると、そのコメントのユニーク id が url 欄に表示されるぞ。 2011/6 なぜかスタバの全店で、シナモンが引き上げられている。どうしてだろう? 毒入りシナモンでも出回ってるのか?(2011/6/22, id) ときどきツイッターって挙動がよくわからなくて困惑することがある。実は『ぼくらはそれでも肉をう』についてこんなご指摘 (画面) をいただいた。まちがっている箇所をうかがったところ、ツイート削除のうえご人のブログでご回答をいただき、二つほど例をもらった……はずが、ツイートはなぜか復活 (よいことです)、コメントも消えている (キャッシュには残っているので、夢ではないはず。これはこの人が意図的に消したんだろう)。ツイッターって消したコメント復活できるの?(付記:削除して

  • 貧困と闘いつつ、貧困者に害をなすNGOたち

    NGOs: Fighting Poverty, Hurting the Poor セバスチャン・マラビー (Sebastian Mallaby), Public Policy September/October 2004 山形浩生 訳 要約: 貧困に対する戦争は、善意の砲火に脅かされている。メディア指向の西洋活動家たちが援助機関に襲いかかり、途上国を搾取すると称するプロジェクトを阻止すべく抗議運動を繰り広げているのだ。こうした抗議運動は、職業扇動家たちのお気に入りのテーマを目立たせてくれるので、かれらには好都合だ。だが、飲料水も水もなく暮らしている何百万もの人々には必ずしも役にたつわけではない。 去年、わたしはウガンダを訪問した。アフリカの絶望的な状況がどうやって改善に向かったのか、貧困ライン以下で暮らしている人々の数を 1990 年代にほぼ 40% も減らせたのはなぜなのかを理解したかっ

  • 本屋にいったら、なんとレヴィ=ストロース『神話論理 I』が出ちまっていた。 - Irresponsible Rumors

    最近の噂 風の噂ではございますが…… なお、リンクする場合には各コメントの日付のあとにある「id」をクリックすると、そのコメントのユニーク id が url 欄に表示されるぞ。 2012/05 しばらく前に、カルロス・フエンテス他界。しばらく前に、フエンテスの小説やノンフィクションをまとめて読んで、もうフエンテスは一通り見切ったと思っていたが、それでもかの大作「テラ・ノストラ」は未だに期待だし、その才能と知性は刮目すべきものがあり、また一部の文のかっこよさと洗練ぶりはずばぬけたものがあった。正直いって、その洗練ぶりがかれの目指すラテンアメリカ土着的な泥臭さと相容れない面はあって、それが彼の弱点でもあったんじゃないかとも思う。ガルシア=マルケスは、発端となったおばあちゃんの昔話的な語り口があり、バルガス=ジョサは何でも力でねじふせるような野蛮さがあるし、カルペンティエールもそこらへん洗練しす

  • アフリカを貧困から救うすばらしき7箇条

    アフリカ貧困から救うすばらしき7箇条。 (The Economist Vol 379, No. 8475 (2006/4/29), "The magnificent seven," pp. 49-50) 山形浩生訳 (hiyori13@alum.mit.edu) ちょっとした改革でアフリカの村落は貧困から脱出できる。 アフリカは山ほど問題を抱えているので、国際機関からはしばしば重病患者のような扱いを受け、そのベッドサイドからは定期的に重要な生命反応に関する速報が発表されることになる。そして万が一集中治療室を出られたとしても、かなり厳しいリハビリプログラムにしたがわなくてはならない:それが国連のミレニアム開発目標 (MDG) だ。これは 2000 年に合意されたもので、2015 年までに一日一ドル以下で暮らす人々の数を半減させるといった目標を掲げている。他の大陸も同じ目標は掲げているが、貧

    wacok
    wacok 2006/05/21
  • イースタリー『経済学者、南の貧困と闘う』

     朝日新聞書評 2003/07-09 ケーガン『ネオコンの論理』(光文社) 現在のアメリカ外交での支配的な考え方をまとめた好著。唯一の欠点は、これでも長すぎることかな。内容は簡単至極。要するにアメリカは軍事的に圧倒的に強いから戦争をする。ヨーロッパが反戦を唱えるのは、軍事力が弱くて実力行使ができないが故のひがみだ、ということ。おしまい。 特に実証的なではない。だがこの思想に依れば、アメリカのアフガン攻撃やイラク攻撃が一応は明快に説明できる。どうしてアメリカは、国際的な反感を承知で強引な手に出るのか? それは、アメリカが軍事的に強くて他の連中の反感など気にしなくていいから、という話だ。 『ネオコンの論理』という邦題は秀逸。これは現在のアメリカ上層部で支配的だとされるネオコン(新保守主義)の思想だ。ただし中身には「ネオコン」ということばは登場しないし、その説明もない。ネオコン自体の詳細な系

    wacok
    wacok 2005/08/17
    既存の援助を批判しつつ、馬鹿な NGO どもも罵倒
  • 木を盲信してはいけません。

    (The Economist Vol 376, No. 8437 (2005/07/30), "Down with trees," p. 70) 一般に、木は環境によいと思われている。木は二酸化炭素――温暖化ガスの一つ――を大気から吸収し、炭素を固定して酸素を放出するので、森林は「地球の肺」と呼ばれたりする。木の根は地中の水分や養分を固定し、近くの川がきちんと流れるようにする。木はまた、そうした川の流量を雨期と乾季でそこそこ一定にさせて、干ばつや洪水を防ぐので偉いのだ、とされてきた。今週刊行された2つの研究は、これが悪質なナンセンスだよ、と述べている。 一つはイギリスのニューキャッスル大学とオランダはアムステルダムの自由大学の研究者たちが率いる国際研究で、森林と水との関係に関する神話をいくつか指摘している。たとえば、乾燥地や準乾燥地では、樹木は固定するより遙かに大量の水を消費する。そして水

    wacok
    wacok 2005/08/11
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