京都府立大は17日、1回生の女子学生(19)が16日夜、学内での飲酒が原因で死亡する事故が発生したと発表した。女子学生はウイスキーを紙コップで2杯程度飲んだといい、府警などが事故の詳細を調べている。 大学側によると、死亡した女子学生は16日夜、学内の部室で10人前後の学生らとともに飲酒し、意識を失う状況に陥った。一緒にいた学生が119番し、救急搬送されたが、間もなく死亡が確認されたという。司法解剖の結果、死因は急性アルコール中毒と判明した。 築山崇学長は17日夕、記者会見し「前途ある学生が志半ばにして人生を終えることになり、残念でなりません」としたうえで「二度とこうした事態を招くことがないよう、学内における飲酒の規制や点検の強化、学生への安全教育を徹底していく」と謝罪した。 ただ、事故の経緯について、大学側は「差し控えたい」などとして詳細を説明しなかった。 京都府立大では部室内での