最寄駅は、阪神電車の春日野道駅。地上北側に出る階段を上がると、アーケードが日光をほどよく遮るそこが「春日野道商店街」だ。人通りはそれほど多くないものの、シャッター通りだと感じさせるほど寂しい雰囲気ではない。地方都市の商店街の、穏やかな平日午後といった印象。 理想的な「B中華」を発見! 西国街道の交差点を越えてさらに進むと、右に折れる路地がある。その左手すぐに見えてくるのが、目指す「春日飯店」である。 上部に店名と電話番号を白く抜いた赤い日除けがかかっていて、店頭にも黄色い立て看板がある。間口が非常に狭い。右側の小さなドアは厨房につながるもので、客用の入口は左側。だが、赤いのれんが大きすぎるくらいにドアは小さめだ。したがって、のれんの右端は畳まれており、「味自慢 ラーメ」という状態になっている。