8月14日の朝日新聞夕刊(東京版)に掲載された 「週刊コミック・ジャック」という漫画評論記事で、 コミックハイ連載中の私屋カヲル「こどものじかん」が とりあげられていました。評者は精神科医の名越康文氏。 記事では、朝日新聞にしては意外にも、と言うべきか 「こどものじかん」に登場するレイジのことを 「さながら源氏物語の光源氏のようだ」と評するなど、 全般的に高く評価していました。 (クリックで拡大) 欠落を埋めようと 名越康文(精神科医) 小学3年生の担任となった23歳の新米教師、青木大介はりん、黒、美々のおませ3人組に翻弄される。りんは、青木への行為を隠さず、「童貞」とからかったと思えば大胆に誘惑、青木の初キスを奪ってしまう。 いわゆる「萌え系」の描画はツボを見事に押さえ挑発的。しかしこの物語に引き込まれるのは、りんの保護者然として一緒に暮らす謎の男レイジの存在がクローズアップされてから。