お金を稼ぐことに関していえば、パキスタンの女性は歴史的に不利な扱いを受けてきた。保守的文化のため、女の子は一般的に教育を受けるのが難しく、低賃金の仕事という範囲を超えてプロフェッショナルを目指すのは困難だ。実際、昨年World Economic Forumが発表したGlobal Gender Gap(世界の男女格差)レポートでは、イスラム教国であるパキスタンは女性の経済的参加と機会において、142ヶ国中141位というひどい順位だった。 この国の女性が分厚い貧困の壁を打ち破るには、極端な手段に打って出る他はない。高級ハンドバック企業Popinjayの設立者Saba Gul氏は、Azzada Khanという名の女の子が、タリバン統治のアフガニスタンで学校に通うために12年もの間、少年と偽ってきた話を振り返る。幸運にもマサチューセッツ工科大学で学ぶことができ、遠い国の厳しい現実を目の当たりにする