筆者は、年が改まる前後に「買い時」についての取材を受けることが多いのだが、実はこの「買い時であるかどうか」という判断には客観的な買い時=市況からみて多くの購入予定者が買っても良いと考えられる時期、および個人的な買い時=頭金の目標額が貯蓄できたり、親から資金提供を受けられたり、これまでその気はなかったのだがライフステージの変化(結婚、出産、転職etc.)を控えて一国一城の主となるべく覚悟を決めたタイミング、の両方があり、媒体各社から取材時に聞かれるのは専ら前者の客観的な買い時のほうである。 客観的に買い時であるかどうかも個人のライフステージや所得や貯蓄額などによっても左右されるものではあるが、実際には社会を取り巻く経済環境によって決まってくるものであり、概ねマーケットの動きや購入予定者の動向を分析・検証することで見えてくることが多い。 そうなると(余談だが)、景気が良いなら良いなりに、悪いな
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