この画像を大きなサイズで見る 「万能の天才」と呼ばれたレオナルド・ダ・ヴィンチ。 芸術の天才として、謎多き女性の肖像画「モナ・リザ」や、新約聖書の一場面を描いた「最後の晩餐」など、有名な作品を置く遺している。 科学者であり発明家としての天才でもあった彼の功績は、数多の手稿(コーデックス)という形で遺されている。 昨年、そのうちのひとつ「アランデル手稿」の高解像度データがオンラインで公開されたが、それに引き続き、今回は「フォースター手稿」第1巻、2冊分のノートが、ヴィクトリア&アルバート博物館から公開された。 技師としてのレオナルド・ダ・ヴィンチ ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館では、ダ・ヴィンチの遺した手稿のうち5冊を所有している。5冊の手稿は3巻にまとめられており、寄贈者の名を冠して「フォースター手稿」と呼ばれる。 フォースター手稿第1巻は、2冊のノートがひとつにまとめられたもの
