「リスク」の食べ方―食の安全・安心を考える (ちくま新書) 作者: 岩田健太郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2012/10メディア: 新書購入: 5人 クリック: 154回この商品を含むブログ (8件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 放射能に汚染された食品は危険。食中毒を引き起こすレバ刺しは禁止。食にはさまざまなリスクがあるが、食の絶対安全は可能だろうか?一方で、健康にいいからグルコサミンを摂取する、抗酸化物質を排除するといったブームもあるが、それは本当に効くのだろうか?本書では、危険であれば拒否し、効果があれば礼賛する状況に抗するため、それぞれの問題を丁寧に検証していく。「安全」「安心」はただでは手に入らない。 「レバ刺し」の禁止は、妥当な判断だったのかどうか? 著者は、感染症の専門家としての立場から、「レバ刺し(あるいは肉の生食)の安全性」を検証していきます。