2021年07月22日13:06 カテゴリ社会時評 長生きのご褒美かもしれない 開会式もやらないうちに、もうオリンピックは始まったらしい。きのうはソフトボールの試合を中継で見て、サッカーの試合は録画で見た。テレビで見ているかぎりでは、観客がいてもいなくても、試合の内容に変わりはない。むしろ周囲の雑音が少ないので、ボールの音や選手の声がはっきり聞こえて、かえって臨場感がよく出ていた。ナマで試合を見ているのに近かったと言ってもよい。 オリンピックが、こんな形でまた見られるとは想定外だった。もっとも、前回のオリンピックでも今回でも、チケットを買って見に行くという発想は、わが家にはなかった。前回は私はNHKの現役職員だったから、通常番組の休止で、たまっていた有給休暇をたっぷり取って、マイカーで上高地へ行き、可愛い盛りの娘と妻と私と、申し分のない楽しい休暇を過ごしたのだった。 あれから57年が経過し