2021年11月13日(現地時間)、米国の連邦捜査局(FBI)は内部向けのシステムが第三者によって不正に操作されたこと受け、スパムメールが大量に送信される事態が発生したことを公表しました。ここでは関連する情報をまとめます。 連邦捜査局からスパムが届く FBIのメールアドレスeims@ic.fbi.govを送信元とするスパムメールが大量に発信される事態が発生した。送信されたメールは送信元を詐称したものではなく、FBIの運用する正規のサーバーmx-east-ic.fbi.gov(153.31.119.142)から直接発信されたもの。DKIMによる検証も問題がないことからスパムフィルタをそのまま抜けて届くケースなども発生したとみられる。 スパムメールは「Urgent: threat actor in systems.」(緊急:システム内の脅威アクター)と件名に記載。米国土安全保障省のセキュリティ
![登録確認メールを悪用したFBI正規アドレスからのスパム送信についてまとめてみた - piyolog](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0f47c93bd1220ed83ef66e489cd6235051a2baae/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fp%2Fpiyokango%2F20211115%2F20211115050916.png)