一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は25日、新インターネット定点観測システム「TSUBAME」の運用を開始し、Webページを公開した。従来の定点観測システム「ISDAS」は、これにともない運用を終了する。 JPCERT/CCでは2003年度より、定点観測システムを立ち上げ「ISDAS」(Internet Scan Data Acquisition System)の運用を開始。主に国内のインターネット上に観測用のセンサーを分散配置し、ワームの感染活動や弱点探索のためのスキャンなど、セキュリティ上の脅威となるトラフィックの観測を行ってきた。 2007年からは、National CSIRTの協力のもと定点観測用のセンサーを海外のそれぞれの地域に分散配置するための活動を開始しており、この活動がアジア・太平洋地域インターネット定点観測可視化プロジェクト「TSUB