溝の口徒歩15秒の餃子専門店「ぜん」は、佐賀に本店、鷺沼に支店を持ち、地上波の取材に応じることも数回。キャベツや白菜ではなく、口溶けのよい玉葱を使った一口餃子が好評の繁盛店だ。 ここに、餃子と並ぶ看板メニュー「塩レモンサワー」がある。その正体は、モロッコの発酵調味料として知られる「塩レモン」をぽってりと落としたオリジナル・ドリンク。国産のレモンにこだわり、グラスを口に運ぶたびに感じられるフレッシュな香り、そして塩分濃度20%という強烈なパンチ力を得て、この店に定着したものである。 毎日手作りの餃子の皮。じっくりと発酵したレモンの皮。その相乗効果はあらゆる酒飲みを皮だけ(骨抜き)にする。 今回は店主の吉田正矢さんに「塩レモン」の詳細なレシピを教わってきた。晩酌はもちろん料理のアクセントとしても万能な、無敵の半流動体である。 ▲今回の主役、吉田正矢さんと国産レモン。「こうすると某テレビ雑誌の表