新聞記事を無断共有 6万本超、使用料支払いへ―環境省 2020年10月23日17時06分 報道各社に無断で新聞記事などを職員間で共有していたことを謝罪する環境省職員=23日午後、同省 環境省は23日、2012年1月ごろから今年7月にかけて、新聞や雑誌計91社の約6万4000本の記事を各社に無断で職員間で共有していたと発表した。1本の記事を最大570人の職員がメールで共有していた。同省は今後、記事使用料を支払い、再発防止に努める。 オフレコ取材メモ漏えい 北海道新聞記者、LINEで提供 記事を無断で共有していたのは、同省の環境再生・資源循環局と福島市にある福島地方環境事務所。東京電力福島第1原発事故に伴う周辺地域の除染などに関する記事を、外注した業者が選び出してPDF化し、メールで送信していた。 今年6月、福島地方環境事務所の職員が、著作権法に抵触する可能性を指摘。7月に事務所が一部新聞社に