今月2~7日に青森市で開催された「青森ねぶた祭」で、運行団体の一つの公益社団法人「青森青年会議所」の関係者とみられる男性が、同団体が運行する大型ねぶたの引き手に次々と暴力を振るうような動画がSNSで拡散されていることが8日、分かった。同団体は同日、ホームページに「許されない行為だった」とする謝罪文書を掲載した。 【写真】ねぷた共演、観客魅了 弘前、文献登場300年 22年 文書によると、6日の祭り中、同団体の運行支援担当のスタッフ2人がねぶたの引き手をうちわや平手で殴った。スタッフは「ねぶたが障害物に当たり、引き手の気合を入れ直すためにやった」と説明した。当事者間で謝罪は済んでおり「不適切な行動をお見せしてしまい、深く反省している」とした。