ゲリラ的に進められる「見えないリストラ」 今回は、「見えないリストラ」について私の考えを紹介します。リストラは通常、多くの社員に見えるものです。経営状態が悪化し、経費の削減が全社的に行われます。その状況を見つつ、希望退職制度のもと、退職者を募ります。その後、退職勧奨に進みます。 一方で、ゲリラ的に進められるリストラがあります。ごく少数の、5人前後の管理職が1人の非管理職の社員を狙い、退職に追い詰めます。多くの社員が知らない間に粛々と行われ、非管理職の社員が退職をしていきます。数週間ほどたったのち、噂になりますが、その内容は事実であるのか、わからないのです。 「見えないリストラ」を最近、取材先の労働組合や企業で耳にしました。はるか前から行われているものですが、ここ5~6年は一部の企業を中心に増えているように感じます。背景には、自分の要求水準に現実がついていかない、虚栄心の強い管理職の存在があ
![職場を生き抜け!:「見えないリストラ」が横行する恐怖の職場(1/7ページ):nikkei BPnet 〈日経BPネット〉](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1e5a9aa92328d978358f726de4ef38178a16e396/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.nikkeibp.co.jp%2Fatcl%2Fcolumn%2F15%2F92290%2F062000038%2Fchan_m.jpg)