NECは5月29日、クラウドのIaaS環境の構築や運用管理を支援するソフトウェア製品の最新版「WebSAM vDC Automation Ver2.0」を発表した。リソースプールの管理機能の強化や、多数の仮想マシン(VM)の一元管理への対応、サービス利用者が独自に監視を行うための「カスタム監視」機能追加などを図っている。 また、OpenFlow対応の同社のProgrammable Flowスイッチを新たにサポートした。これにより、仮想ネットワークの構築や設定、利用者への割り当てなどの作業の多くを自動化でき、VLANなどの従来型ネットワークを含めた運用管理の一元化も図れるとしている。 このほかにソフトウェアリポジトリの機能を強化し、複数のデータセンターの数万~10万台規模のVMを一元的に管理できるようにした。ソフトウェアリポジトリにVMテンプレートやパッチなどを一度登録するだけで、異なるデー
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