2014年10月に確認された「Secure Sockets Layer(SSL)」に存在する脆弱性「Padding Oracle On Downgraded Legacy Encryption(POODLE)」への修正プログラムは徐々に適用され始めています。トレンドマイクロは、12月、「Transport Layer Security(TLS)」の実装に、「POODLE」と同様の脆弱性が存在する可能性を確認しました。この脆弱性を利用した攻撃が行われると、TLS によって安全が確保された接続が、特定の条件で「Man-In-The-Middle(MitM、中間者)攻撃」に脆弱となり、暗号化されたトラフィックが攻撃者によって解読される可能性があります。 ■「POODLE」はどのように TLS に影響を与えるか 最初に確認された脆弱性「POODLE」は、暗号を cipher-block chain