このたび、SORACOM リファレンスアーキテクチャを公開しました。リファレンスアーキテクチャとは、よくあるユースケースと典型的なシステム構成をまとめた資料です。ユースケースを入り口としてシステム構成を逆引きできるようになっています。 今回公開したのは、「プリペイド SIM の課金システム(キャプティブポータル)」「業務用車両の位置情報管理システム」、「生産機械の監視システム」の 3つのアーキテクチャです。いずれも SORACOM サービスの利用例としてよく紹介されるものですが、具体的な構成例やデータの流れを一覧できる形で改めてまとめました。 「各サービスの機能だけでなく、具体的な構成例を知りたい」、「システムを作りたいけれど、どのように構築すればいいか分からない」といったお悩みを解決することに役立てば幸いです。今後も随時コンテンツを追加していく予定ですので、リクエストやフィードバックがあ
ども、大瀧です。 SORACOMから発表された新サービスFunnelは、IoTデバイスの通信をバックエンドのクラウドサービスに転送します。今回は、IoTデバイスからの通信として、Fluentd(td-agent)からKinesis Firehoseへの転送を試してみます。 Fluentdとは Fluentdは、ログなどのデータ収集ソフトウェアとして広く用いられているOSSです。手軽に導入するために、開発主体のTreasure Data社が提供するtd-agentディストリビューションを利用するのが一般的です。 *1 Kinesis Firehoseとは Kinesis Firehoseは、AWSのマネージドなストリーミング基盤サービスの一つで、簡単にS3やRedshiftへのデータ格納を行うことができます。 SORACOM Funnelなしでも、FluentdにはKinesis Fireh
IoTのシステム構成図が描けるアイコンセット、ソラコムが無償公開。IoTデバイス群、ドローン、監視カメラ、SIMなどを表すアイコンも IoTデバイス向けの通信サービスをクラウドで提供するソラコムは、IoTデバイス群やドローン、SIMなどの最近のIoT関連デバイスから、基地局、交換局、インターネット、サーバ、データベース、ユーザーなどの一般的なものまで、IoTなどのシステム構成図を描く際の部品として使えるさまざまなアイコンを揃えた「SORACOM アイコンセット」を公開しました。 以下はその一部です。 SORACOMアイコンセットは、PowerPoint形式、SVG形式、PNG形式のファイルで提供されるのに加え、オンライン作図ツールのCacooでもステンシルとして提供されます。 使用にはSORACOM アイコンセット使用ガイドラインが定められており、SORACOMの使用に言及する場面などでの
10月16日、ソラコムは初の開発者向けイベント「SORACOM Developers Conference #0」を開催した。矢継ぎ早の新サービスの発表から、クラウド、ネットワーク、デバイスのエンジニアがそれぞれの強みを魅せた怒濤のLT18連発までを完全レポートする。 初の開発者イベントで順調な滑り出しを報告 9月30日に、モバイルデータサービスの「SORACOM Air」とデータ転送支援サービスの「SORACOM Beam」を発表したソラコム。従量課金制のSIMとAWS上のプログラマブルな交換機能を組み合わた次世代のIoTプラットフォームは、ソラコムの地盤となるクラウド界隈のみならず、デバイスやネットワークのエンジニアたちの熱烈な歓迎を受け、日々新しい「やってみた」がブログにアップされる状況になっている。 こうしたホットな状況を受けて開催された第0回となるSORACOM Develope
ども、大瀧です。 9/30に発表されたIoTプラットフォームのSORACOM、みなさん触っていますか?今回はSORACOMのプロキシサービスであるSORACOM BeamとSORACOMのWeb APIを組み合わせた、SIM単位の認証をご紹介します。 アーキテクチャ概要 SORACOM Beamには、バックエンドへのトラフィック転送時にSIMの固有IDであるIMSI(イムジー)をトラフィックに付与する機能があります。一方、SORACOMのWeb APIにはSIMごとのIMSIを参照するAPIがあります。これらを組み合わせることで、SIMを搭載するデバイスでIMSIを意識することなく、バックエンドでIMSIによる認証を行うことができます。認証に関する実装がデバイスに無いということは実装が楽になるうえに、IMSIの詐称を防ぎ、デバイスの盗難にも効果があると考えられます。バックエンドの認証もSO
9月30日に、これまでにないIoT向け通信サービスを発表したソラコム。同社のビジネスはは、クラウド上にキャリアグレードのパケット交換機能をソフトウェアとして実装したことを基盤にしています。 ソフトウェアとして実装したことにより、APIを含むさまざまな機能追加の可能性が生まれることが同社最大のセールスポイントであり、一方でクラウド上で実装することにより、高価なハードウェア投資を不要とし(キャリアグレードの交換機を購入することはそもそもスタートアップには困難だろう)、しかもクラウドの従量課金を活用することで、ユーザーが少数であれば同社がクラウドに支払う金額も少額、ユーザーが増えてくればそれに比例してシステムをスケールアウトできるという利点を得ています。 ソラコムはどのように自社の核となるソフトウェアを実装し、ビジネスモデルを組み立てているのでしょうか。代表取締役社長 玉川憲氏に聞きました。 A
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く