Pythonの『Selenium』というサードパーティ製のモジュールを用いれば、Google ChromeやFirefoxなどのブラウザで行っている操作を自動化することができます。 ある特定のWebページからデータを収集したりやファイルをダウンロードしたり…。
はじめに Python + Selenium + Chrome で、要素の取得、クリックなどの UI系の操作、待機、ページ全体のスクリーンショットなど、一通り試してみます。 PhantomJS はもう更新されないということなので、ブラウザは Chrome にします。 この記事には、Selenium の API に関する情報と Chrome に特化した情報がありますが、前者の Selenium の使い方に関する情報は Firefox など別のブラウザでも使えます。 注意事項 ウェブの自動テストやスクレイピングで使われる技術です。特にスクレイピングでは、著作権の問題や、サーバー側の負荷、各種規約(会員としてログインする場合の会員規約等)やマナーなどを考慮する必要があります。 たとえば、Twitter など利用規約で明示的にスクレイピングが禁止されていることや、robot.txt などでクローリ
ブラウザ拡張Selenium IDEで ユーザー操作を記録・再現できる! UIテストの自動化に活用しよう Selenium IDE(セレニウム・アイディーイー)とは、ブラウザ操作を記録・再現できるChrome、Firefoxで利用可能な拡張機能(アドオン)です。 手軽に記録・再現ができるため、アイデア次第で色々な使い方ができます。筆者は、会社の打刻操作(社内サイトへアクセス → ログイン → 打刻ページへ遷移 → 打刻ボタンをクリック)を記録し、自動実行することでいち早く出社ができるようにしていました。 その他にも開発時に繰り返し行うようなデバッグ作業やルーティーン作業を記録することで、以下のような活用もできます。 入力フォームなどに文字を入力する操作を記録しておき、自動入力させる。 ゲームやSPAのデバッグ時に、スタート画面からデバッグしたい画面までの移動操作を記録しておき、任意の画面へ
# 作業ディレクトリ作成(以降、フルパスを参照するときは/path/to/seleniumと記述) $ mkdir selenium && cd selenium # 空ファイル作成 $ echo "{}" > package.json # SeleniumStandaloneをインストール $ npm install selenium-standalone --save-dev # 以降、/path/to/selenium/node_modules/.binにPath通していたら、短く書けます $ node_modules/.bin/selenium-standalone install # WebDriverIOをインストール $ npm install webdriverio --save-dev # WebDriverIOの設定(別記1参照のこと) $ node_modules/.
Seleniumの記録・再生ツールといえばSelenium IDEやSelenium Builderが有名ですが、これらのツールはFirefox55以降動作しなくなっていました※1。そこでSeleniumプロジェクトチームによって新バージョンの開発が進められ、先日ついに、Chromeで動作する新しいSelenium IDEのバージョン1.0がリリースされました。 今日は、この新しいSelenium IDEをはじめとする、無料で使える様々なSeleniumスクリプトの記録ツールについてご紹介します。 なおこの記事では、プログラマー向けに、「プログラミング言語によるスクリプト作成の補助ツール」という観点から各種ツールを比較します。プログラミング言語でスクリプトを書く場合も、スクリプト記録ツールは下記のような用途に活用でき、非常に便利です。 ブラウザ上の要素のロケータ※2 を簡単に取得する テス
こんにちは、メルカリのQA-SETチームで自動化をぶりぶりしている tadashi0713 です。 これまではモバイルアプリ・WebアプリのE2Eテストを中心に自動化をしていましたが、最近ではプロダクト部門・カスタマーサポート部門・コーポレート部門の業務自動化にも挑戦しています。 今回はSelenium WebDriver (以下 Selenium) を使って簡単にできるブラウザ作業自動化についてご紹介します。 10/25にGitHub JapanでLT発表した資料もありますので、合わせてご覧ください。 english-lt.connpass.com 意外と多い、ブラウザを使った繰り返し作業 社内の色々な職種・チームの方々とコミュニケーションをしていると、ブラウザを使った繰り返し作業が多く感じました。 例えば 社内で使用しているWebサービスのアカウントを社員に付与する Chartio(h
Webアプリケーションを開発する際、みなさんはどのようにテストを行っていますか? Webアプリケーションは、ユーザーごとに異なるブラウザを使用しており、ユーザー操作も必要となるため、手作業でテストをされている方も多いと思います。また、機能改修やバグフィクス後に、リグレッションテスト(改修により既存機能への影響がないかを確認する回帰テスト)が必要となりますが、時間が取れずしっかりとテストができていない方も多いのではないでしょうか。 本記事では、これらのテストを自動化することのできる「Selenium Webdriver」(セレニウム ウェブドライバー)について紹介します。 入力フォームのバリデーション機能をチェックするデモ 簡単な入力フォームのバリデーション機能をチェックするデモを動画で紹介しましょう。入力値に対して期待するエラー文言が表示されているかのテストを実施しています。Seleniu
JenkinsとSeleniumでJavaScriptのテスト自動化、最初の一歩。第1回 日本Seleniumユーザーコミュニティ勉強会 1月18日に都内で開催された「第1回 日本Seleniumユーザーコミュニティ勉強会」。Seleniumプロジェクトの共同設立者であるJason Huggins氏による基調講演に続いて、有志によるライトニングトークが行われました。 本記事ではその中から、玉川紘子氏による「Jenkins x Selenium 最初の一歩」の内容を紹介します(追記:本記事のタイトルは「JenkinsとSeleniumでJavaScriptのテスト自動化」とありますが、実際の内容は「Selenium RCがJavaScriptの技術を用いて自動テストを行っている」という点がポイントという指摘がありましたので、ここに追記します)。 Jenkins x Selenium 最初の一
JavaScriptテスト自動化ツールSeleniumのこれまでとこれから(前編)。第1回 日本Seleniumユーザーコミュニティ勉強会 JavaScriptのテスト自動化ツールとして知られるSeleniumに関する勉強会「第1回 日本Seleniumユーザーコミュニティ勉強会」が、1月18日に都内で開催されました。 JavaScriptを活用した大規模なWebアプリケーションが増えるなかでSeleniumへの注目は高まっており、会場には100人近い参加者が集まりました。この記事では、そのイベントをダイジェストで紹介します。
テスト自動化システムの構築支援を手掛けるTRIDENTは7月9日、Webアプリケーション向けテストツール「Selenium」の利用促進を目的とした団体「日本Seleniumユーザーコミュニティ」を設立したと発表した。Seleniumは、Webブラウザーのマウス操作を再現するツールで、Webアプリケーションの開発現場で導入が進みつつある。TRIDENTの伊藤望代表取締役社長は、「Seleniumの情報を日本語で収集しやすくすることで、海外では進んでいるテスト自動化の取り組みを、日本でも推進したい」と、コミュニティ開設の狙いを話す。 まずは、コミュニティの参加者が情報交換する場として、Googleグループ内にオンラインのフォーラムを開設した。フォーラムに参加するにはGoogleアカウントを取得し、コミュニティのトップページに表示される参加申請のボタンをクリックする。現在はTRIDENTがフォー
QAの井上です。 7/29に開催されたJenkins ユーザ・カンファレンス 2012 東京 で「AWSで実現するSeleniumテスト高速術」という内容で発表してきました。 当日はとても暑い中にもかかわらず200人くらいの部屋がほぼうまるくらいの大盛況にもなり、来てもらったみなさんありがとうございました。 発表内容は以前ブログに書いた「Jenkins, Seleniumを使った自動テストの課題とこれからの取り組み」の後編といった感じなのですが、僕らQAがこの2年間Jenkins, Selenium, インフラ(テスト環境)と格闘するなかでどのような課題があって、またそれにどのように対応してきたかの総まとめといった内容です。 サマリーとしては、 - テストの定期実行と結果の見える化のためにJenkinsを - Seleniumテストの安定化のために -- テスト失敗時のリトライ -- 結果
ブラウザを使った自動テストツールの代表格であるSelenium。Firefoxのプラグインというイメージが強かったのですが、今では複数のブラウザを動かせるようになっています。更にサーバサイドからの起動も出来るので、ユニットテストの一部として組み込むことが出来ます。またSelenium 2.0系が出て、WebDriverというモノも出てきました。複数のプロジェクトがあって新旧の情報が入り交じっていますので、一度整理した上で使い方を学ぼうと思います。 Seleniumのプロジェクト Selenium IDE 恐らく多くの人がSeleniumと聞いて思い浮かべるのがSelenium IDEだと思います。Firefoxのプラグインとして、テストケースの開発を行う為のツールです。画面の操作を記録したり、それをテストケースという形で保存したりする機能を持っています。また、テストの再現も行います。 Se
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く