先日、GoogleがChromeのHTMLレンダリングエンジンを「Webkit」からフォークした「Blink」に切り替えることを発表したが、このアナウンスをきっかけにWebKit開発者内においてChrome関連のコードを削除するかどうかの議論が始まっている。 WebKitの主要開発者の一人でAppleのエンジニアであるGeoff Garen氏がWebkit開発メーリングリストにおいて、Chromeのサポートに必要な機能の一覧をリストアップし、これらコード及びファイルをクリーンアップしようと提案している。Garen氏はコードをスリム化させるいい機会だとしており、開発が容易になる点やよりコヒーレントになる点などの利点を挙げている。 具体的にはV8エンジンやビルドシステムに使用される.gypファイル、コア/ツール/テスト内にあるchromeディレクトリ、グラフィックAPIのSkiaやDOMFil