RHEL、Fedora、CentOSなどでお馴染みのパッケージマネージャYumが、 Fedora 22ではデフォルトではインストールされず、公式に「デッドプロジェクト」とみなされるようになったことが、DNFプロジェクトのブログ「Yum is dead, long live DNF」により明らかになりました。 DNFは、SATベースの依存関係リゾルバを搭載したYumのフォークで、Fedora 22以降、Yumを置き換えることになります。DNFは、Python 3 / Python 2どちらにも対応しており、Yumとは異なるDNF Python APIを提供します。 Fedora 22でも、Yumをインストールすることは可能で、YumのPython APIも当分残りますが、yumのコマンドは「yum-deprecated」と名前を変え、「yum」の呼び出しは「dnf」にリダイレクトされます。
![Fedora 22で「Yum」は公式に死亡し、これからは「DNF」で! | ソフトアンテナ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/77aafc7529937ecc38bc204fa5ed6590c5fdfaa4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsoftantenna.com%2Fblog%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F05%2FIs-2015-05-18-10.46.14.png)